マナビノギ

マビノギハァンタジーライフ

ゲイムプレイ

空いた時間を有効活用したくても過密スケジュールになって充実するどころか中途半端になりがちなのが人間です。


…その人間の介護をしていて思うのは
「どうか何もしないでいてくれたら…」
ということなんですよね…
いっそのこと仕事を「全部」任せてくれたら楽なんです。



部外者からは二人三脚とか「助け合いの精神」などと綺麗事を言われるから困る…
北海道一周旅行を日帰りでできると思っているのだろうかw



その点ゲームは優秀ですよね。

“ファストトラベル” が可能であるというだけでなく…
毎週行う定期メンテナンス中は動作を停止して接続を遮断できますから。




24時間営業の店舗には「閉店」という概念がありません。

常に客の応対をしつつ、補充や清掃の業務を並行しなくてはならないのです。
しかも少人数……時間帯によっては1人だけで。
そのうえ低賃金に見合わない上質なサービスを要求される。





でもそれが意外と私には合っているようで。
これまでなかった「経験値」を一気に獲得する形になっています。

もしかして私は何もかもが未経験だから、「まぁこんなもんか」と乗り越えられるのが逆に強みになっているんじゃないか…?
「活動的な馬鹿ほど恐ろしいものはない」ってこういうことだと思うんですよw

「何もしないでいてくれ」というのはそのまま私にも当てはまっている……


レベルアップが止まらないので適切なステ振りの難しい問題があります。


本来ならばじっくり考えるところが、間髪を入れずにスキップ感覚で振ってしまうのでもうめちゃくちゃです。



ええ…

何もしない時間帯や、瞑想、余白やアソビといったものがいかに重要であるかを思い知りました。



食事だって延々と摂り続けていたら栄養になるどころか病気になってしまいます。

それは有意義でもないし時間の活用でもないのです。



絵チャにも余白が必要だし、セリフの多すぎる漫画は読むに耐えません。


情報量が多すぎると飽和して “ホワイトノイズ” 的な感覚となり、かえって集中やリラックス効果を期待できるかもしれませんが……

狙ってできることではないから苦労するんですよねぇ!



「当たっている宝くじだけを買えば絶対に儲かる」というのと同じくらい無理な話です。




それから……
本当にゲームが「好き」なのか、単なる「依存」なのかわからなくなっている人が増えていませんか?


私は当初からずっと「依存なんてネタで言ってるんでしょw」というスタンスでした。
「あすさんの家庭教師」のテーマがそうだった。


しかしそれが………図星だった……人の心に刺さりすぎて反感すら買っていた……


「何もしない」ことから来る苦痛に耐えられない人が多いのです。


気乗りせず、やる気もないのに、アップデートやイベントの情報を見るなり共有せずにはいられなく、結局、完遂するまで続けてしまう。


そうすることによる負債が徐々に大きくなり、破綻し始めているのが現状……



私はよく言っていますよね。

経験値が2倍なら半分の労力でいいと。

なのにどうして3倍も4倍も頑張ってレベルを上げようとするのか……


みんな将来への負債を抱えてしまっているよ;;
貯金ではなく負債だよ;;


いったん上げた水準を下げることはできないからね……。




大昔の話になりますが。

転生するまでに40レベルくらいまで上げれば十分だった時代がありました。

ちょっと頑張れば50、60レベルくらいで転生する人もいました。


それが今では200レベルが当たり前になっています。


しかし……


当時30レベルくらいで転生していた人のほうがはるかに楽しく遊んでいるのです。


私はそういうのを目の当たりにしてきましたから、「速い強い」は必ずしも有利ではないことをよく知っています。


むしろ「速い強い」人はそうではない人をリードしているのではなく、支配したいだけでしたよ…


ああ、そういうことか…



助けたり守ったりするなんて建前だけで、本心は支配欲に満ちているんです。



それもまた介護の理不尽な一面を味わうと嫌というほど実感する……


私も結局は介護の必要になった親を、自分の都合のいいようにコントロールしたいだけなんじゃないかとね……


危ない…


それは優しさでもなんでもない。。。



心に「何もしない」余裕を確保しなきゃ……


道を完璧に覚える必要はありません。
間違えた道を引き返すことさえできればいいのです。






バイトのオーナーの言っていたことで印象的なのは、
覚えたことを繰り返すだけではなく常に覚えることがある。
という話です。

ドーナツで失敗してもお店で揚げることをやめず、今度はオーブンを導入して焼き立てのパンやクッキーを提供しようとするのは……そういうことらしい。


私は勉強が得意ではなく、成績もよくなく、学歴もありませんが、なんでも知りたがる好奇心を持っていて学ぶことは好きなんです。



老化の本質は加齢ではなく、歳を取ることによって頭やスキルを “使わなく” なるのが原因だという興味深い研究もあります。


なんでも上手くいくようになると、反復作業に陥って自分の能力をいつの間にか使わなくなってしまうみたいなんですよね……

それに気づかずに何年も経過すると……ヤバいわけ。


私は絵チャだけでなく料理や接客も学ぶことになってしまいましたが、過密でもあり、空っぽでもありますw


もともと優秀ではないので、「これはしゃーない」と思いのほかスムーズに進めるんです。

20年前のマビノギみたいにね……


このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

この記事へのコメント

0 フンイキー 2021年00月00日 --:-- ID:manabinogi
私はフンイキー!ただのムードメーカーよ!
コメントフォーム
記事の評価
  • リセット
  • リセット

    このページのトップヘ