
心ゆくまでカードをシャッフルして……

任意の3枚のカードを選ぶと…

そんな…

優れたミレシアンは占いカードを見ただけで、運命の意味を解くことができると言われています。
カードが示す運命をどのように受け止めるかはミレシアン次第。
やめる場合は終了ボタンを押してください。
……やめたほうがいいわ……
優れたミレシアンかどうかはともかく、私はこれに詳しいどころか元占い師なんです……


カードを見ただけで運命の意味を解くことができる…
3枚のカードの持つ意味がすべて悪い……
私の人生がここに集約されている。
優れたミレシアンなら、この占いが尋常でないほど不吉で避けるべきということがわかるはず…
20年前、私がタロットカードを捨てたのはイカサマや詐欺師のようだからではないんです。
当たるから。
いい運命も悪い運命も「見てきたかのように」言い当てられるのに、相手を何も助けてあげられないことが非常に苦しかった。
占いは当たるしモテるし評判も良かった。
……ただそれだけだ。
人生経験の浅い私には……それまでだった……
運命を知っていながら「なぜ打つ手がないのか」と責められるのが耐えられなかった。
もともと積極的でチャレンジ精神旺盛な半面、無謀で衝動性の目立つ存在だった私。
それが人気だったというのはあまりにも皮肉なこと。
頼りにされるが頼りにならないあすさんが誕生したのはそのため。
信じられないでしょうけど…
占い師に求められているのは過去や未来を高い精度で当てることではなく、「じゃあどうすればいいのか」と悩める被験者を適切に導くことなんです。
それに失敗してしまったというよりは……どだい無理な話……
同級生たちから「助手にして!w」なんてせがまれたことも一度や二度ではなかったんですが、断ったのは不幸中の幸いでしたね……
友達を巻き込みたくはない……
まぁ私に占ってもらうよりも、今ならチャットAIと話でもしたほうが絶対いいですよwwwww
この記事へのコメント
コメント一覧 (5)
あすさん
が
しました
むかーし少しタロット触った時のこっちはあすさんみたいな的中率はなかったかも
(もう内容も何種類か占法もすっかり忘れてる)
占いに限らず、答えを出す(導く?)べきなのかそうでない解決法で流すのかっていうのもあるのかも
占い師がある種のカウンセラーや傾聴(・コールドリーディング含む)に長じるようになるのはそのせいかなとも
色んな悩みや懸念を話すけど、それは愚痴みたいなものですでに本人は決断をしていることをただ「聞いて欲しい」的な場合もあろうし、本当に決めきれなくて(自分の代わりに)決めてくれることを求めてる場合もあるのかも
前者はそれに反することを言うと機嫌を損ねる場合もあろうし、後者は占いに傾倒・依存して「何も自分で決められない・不安症・責任を他人に取らせようとする」という最悪の結果もあろうし
あすさん
が
しました
さまーがにわかとして思ったのは、出たカードと示すものから色んな要素を示すが結果や行動は自分で選び取りなさい(自分の責任は自分)という無責任なことしか言えなかった
他者の人生や運命を「引き受ける」のは人生かかりかねない大仕事でもあり
メサイアコンプレックスみたいな人なら進んで「救済」するのかもだけど
タロット自体が愚者(赤子。最初はまっさらだから)が様々な人や運命に出会う長い長い旅をして、最後の成果か息を引き取る前にザ・ワールド(世界)を悟る(ただし、それぞれの愚者がその人生と観点で見た、それぞれの解釈の世界で解は1つではない)っていう隠喩だとも思ってて
自分もその中の一枚に過ぎないけど、(正位置か逆位置かはともかく)この世界の中での一枚でもあるとも思ったり
様々な要素が遊歩道を行き交う人のように、悪くも良くも流れていく
自分を悪し様に見たら黒い影かもしれないし、誰かにとっては何かしらのクッション(緩衝材)になることもあったのかもしれません
あすさん
が
しました