ヽ(・ω・`)ヨシヨシ
私がアマチュアの領域から出られないのは技術的な問題ではなく、筆の遅さにあると考えられます。「時間をかけて取り組んで最高の作品を仕上げる」などという姿勢はアマチュア、いや、学生時分に卒業しておく課題であり、プロにとっては言い訳にしかなりません。
プロでなくても職業意識を少なからず持っている絵描きというのは “自分の絵” を必ず研鑽しているものです。
それは「持ち絵」とも呼ばれ、筆の遅さにかかわりなく
高い再現性で素早く繰り返し描くことができる、いわばシンボルマークのようなもの。
私にはなぜか “これといった持ち絵” がないためにいつも新規なものを描くことに難儀し、大変な時間がかかるようになってしまっているのです。
私の「完成」に対する水準が高いわけではなく、単純に描く速度が遅いんです。
売れっ子イラストレーターの1時間の握手会に100人のファンが並んで
2人か3人しかサインを描いてもらえなかったらどう思います?www
仮に私が100人を相手にすると……1日半かかることになります。
とんだ災害級のイベントですよね。
「捕らぬ狸の皮算用」ではなく現実にそうなるわけだからたまったものではありません。
……これが、「自分の好きなもので食っていく(仕事にする)のはやめたほうがいい」といわれる最大の理由。
思うようにいかなかったり、しくじったり、万が一嫌いになったりしたときに
取り返しがつかなくなるからです。
さて、描いている途中で用事に割り込まれたら必ず「臨時保存」を行います。
途中で終わらせるわけにはいきません。
5分……
10分…
15分……
30分…………
用事が長引けば長引くほど、もとの作業に復帰するのには時間がかかるものです。
作業に意識をとどめたまま別の用事をこなすことは不可能ですからね……
車の運転と睡眠を同時に実行したらまずいでしょう。効率的な活動をしているのではなく自殺行為になってしまいます。
マビの交易ならともかくwww
絵描きには
自分だけの時間と空間に君臨できる「アトリエ」が欠かせないのはこういうことなんです……。
私の作業が昔に比べて遅くなっているのではありません。
私はもともと遅いからです。以前は
マビノギに費やせる自由な時間が長かったため、ゲームもブログも充実させることができていただけでね。
意外に思われるかもしれませんが……
早くもないし遅くもないし、効率だって良くも悪くもなっていません。
時間の制限と作業の中断による影響がまともに出てしまっている……
はい完成です!長引く作業と中断されることの繰り返しに
愚痴をこぼしたくもなりますよ。
もっといえばこの記事を書くことすらスムーズにはいかなくて……
まぁ仕方ないね……そういう環境になってしまった以上は……
このような状況でゲームの新しいシナリオやコンテンツに応じるなんて無理があるのです。
私がよく「消化不良になる」と敬遠している理由がわかりますか?
古い友人や一軍のミレシアンが
急にいなくなるのは、たぶんそういうことなんでしょう……
こんな話はしたくないのですが。
中途半端に応じるくらいなら退会したほうがいいと……
どうせゲーム側もそんなユーザーに無理に続けてほしいなどと思っていませんよ。
だからめんどくさいシステムや定着するかどうかもわからんコンテンツを実装するんでしょ。
引退を促すために。
それで過疎っても運営の自業自得としか思えないんだわ……最近の動向を見ていると。
時代錯誤じゃなくて意図的に整理しているのを感じる。
でも決定打となるのは本人の意識というより環境によるところが大きいと思います。
同じ境遇の友達がいる人や、効率や要領が悪くても独自のプレイスタイルが確立していることの素晴らしさを認識している仲間のいる人なら、状況は180° 変わってきます。
本当に大切なものは何なのかを見極めてください。物事はいいほうへ考えたほうがいい。
悪くするのなんて簡単なんです。
私は特に……寝返ると大変なことになりそう。
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