日本限定麻婆豆腐まずこのパッケージから中身を想像することが難しいでしょう。
麻婆豆腐のお中元??お土産??
否──パッケージの裏側にはグラフと栄養成分…ではない表示が。
パッケージ側面には……
麻婆豆腐(マーボー豆腐)は、中国四川省発祥の伝統的な料理です。この料理は、絹ごし豆腐と挽き肉(通常は牛肉や豚肉)、そして辛味と痺れを特徴とする豆板醤(トウバンジャン)と花椒(ホアジャオ)を主な調味料として作られます。四川料理の特徴である辛味と独特の風味が融合し、非常に人気があります。
麻婆豆腐の名前の由来は「麻婆」という言葉で、「麻」は痺れるような辛さを意味し、「婆」は女性(特におばあさん)を指します。この料理は、四川省のある女性が考案したとされ、その名前が料理に付けられました。
麻婆豆腐は、ご飯と一緒に食べることが多く、その豊かな風味と触感が、多くの人々に愛されています。日本でも非常に人気があり、多くの中華料理店や家庭で親しまれています。と、この商品についてではなく麻婆豆腐の解説が。
実際に麻婆豆腐は手軽に作れておいしい料理の定番です。
旬の野菜を入れても大変おいしい。
コンビニでも麻婆豆腐の素を売っています。
紙のスリップカバーを外して開けていくと黒い箱と封筒が。
マニュアル、保証書、ステッカー、キラカード、交換用フィルター。
麻婆豆腐とは…!?ゲームの取説のような安全上の注意書き。
この麻婆豆腐からは音が出るのです。この麻婆豆腐を制作したSeeAudioのスタッフたち。
キャラが濃すぎるw
マビノギでいうところのロナかパンに相当するキャラクター「RINKO」。
まともな表情が1つもないところがヤバいwwwwwww
これが麻婆豆腐の正体…!そう、これはイヤホンなのです。イヤーピースはウレタンフォーム素材のものと、
AZLA Xelastec II(セラスティック)という高価なTPE素材のものが3サイズずつ付属されています。
体温で軟化して “吸い付く” ような表面になっており、第一印象としては「ベタベタする?」でした。
耳に挿入すると時間の経過とともに体温で軟らかくなって密着します。
試聴する際はこの「時間経過」も含めて評価するようにしてください!耳にジャストフィットする前後では遮音性と音質、特に低域の聞こえ方が大きく違ってくるからです。
この特殊な素材のイヤーピースの性質上、気温の異なる真夏と真冬ではまるで別物になってしまうかもしれません。
イヤーピースは1000円くらいのものから3000円を超えるものもあって「試しに買ってみる」のも躊躇するのですが、私はこの麻婆豆腐に付属されているXelastec IIを非常に気に入りました。
一般的なシリコーン製のものと比べて軟化してからのフィット感が高く、触った感じは少し硬いのに快適で、耳の中で膨張するような弾力もなく、自分の耳に特別にあつらえたかのように収まります。
イヤホン自体の軽量さもあって「装着しているのを忘れる」くらいです。素晴らしい…!
めりめりが
「赤いのか赤くないのか!」と麻婆豆腐の色を一番気にしています。
普通に赤い。秋葉原で実物を見ためりめりいわく「色は合格点」とのこと。「少なくともSHURE SE535よりは良い」って。
見た目のことかと思ったら音がいいそうで!!!やったね( ´∀`)bグッ!
美しく磨き上げられたフェイスプレートには天の川や銀河を彷彿させる不規則な細かいラメが入っており、見る角度によって光の筋がキラキラと反射し鮮やかに見えます。
静止状態ではほぼ「赤」に見えるのですが、動かしてキラキラさせるとラメの中に青色の光が混じるため若干
赤紫色にも見えます。しかしまぁ一般的には「赤色」と認識されるはずです。
……このように言葉と写真で説明しても正確な
色を伝えることができないため、やはり実物を見て判断してもらうのが賢明だと思います。
これは
一般的ではない4.4mmのバランスプラグと呼ばれる端子です。
このプラグを挿せるデバイスを持っている時点でよほどのオーディオ好きであることがわかります。
銀色のスリーブを回して外し……
プラグの先端を垂直に引き抜きます。このように4本のピンが垂直に挿さる構造のため、ひねってはいけません。ひねりながら引っ張るとピンが曲がる恐れがあります!
4本のピンと黒色の凹凸の位置を合わせて取り付けます。
交換用に2.5mmバランスプラグと3.5mmシングルエンドプラグが付属しています。
この3.5mmが一般的な「イヤホン端子」とみなされている「ステレオミニプラグ」になります。
ちなみに「標準プラグ」と呼ばれるものは6.3mmの大きなものです。
業務用の機材ではよく見かけます。
いずれの端子も互換性がないため、このようにプラグ自体を交換するか、変換ケーブルを使用しなければなりません。
3.5mmがもっとも一般的なので間違えないようにしてください。
この手のノベルティーグッズにありがちなんですが……
新品にもかかわらずアクリルキーホルダーの表面には大きな傷が多数ついていました;;ごめんなさい!!ま、まさか!!アクリルの表面に保護フィルムが貼ってあるとは思いもしなくて傷物だと勘違いしていました!ついさっき何気なくキーホルダーを触っていたら表面に気泡が見えて違和感を覚えて爪で引っかいてみたところ保護フィルムの存在に気づきました…w
これはまた改めて記事を書きます。
(^o^)ノ イエー!
まるでネライア……彼を傷物にする絵チャが多数描かれているため、その呪いが降りかかったのかもしれません……
アクリルの製造工程でできた収縮や裁断の傷というより、故意に引っかいたような傷なのが気になる。
マビノギでもロナがパンをどづいたり蹴ったりしますからまぁ……いいかw
さて麻婆豆腐で実際に聴いたらどうなのかということですが。
まずあすさんが普段どういう音楽を聴いているのかが重要ですよね。
ゲーム音楽…というかゲームそのもののサウンド。
自分がプレイしたことのあるゲームのサントラとか…
YouTubeが勝手に勧めてくる音楽とかwYouTubeの広告でサビの部分だけ一瞬流れる
なんて言っているのかよくわからなくて調べられなかった歌とか……
これでしたww
これがずっとわからなかったのw
広告でさんざん聞いてるのにこの曲にたどりつけなかった。歌詞を見たら案の定「支離滅裂」なワードの羅列でしたw
人が言葉を理解するときには耳から入ってくる音声情報だけでなく「話の前後」や「文脈」を参照するため、支離滅裂な歌詞は「聞こえているのに何と言っているのかわからない」ことが起こります。外国語では顕著です。
でもメロディーが頭から離れないwww
理解しようと懸命に傾聴するのは、脳を活性化させることにつながります。中高齢になると
「最近の歌はよくわからん!」「アイドルの顔の見分けがつかん!」と訴える人が多くなってきますが……それではダメなんですね。
あとは「音楽」ではないですが、最近こういう「FOV動画」にハマっています。
たまたまホットドッグの作り方を調べているときに出てきた動画で、おじさんの優しい接客と素早い手の動きに魅入ってしまってwwwww
私もいつかこんなお店を開きたいかな??なんて思ったり。
体につけたカメラで作業風景を延々と撮影しているだけの動画なのですが、ちょうどFPSゲームのような視点で臨場感というか日常感があり、音声もステレオで無編集で収録されているところが聴いていて非常に心地いいんです。
いわゆる「音楽」や商業映画というのは製作の段階で音声が編集されていて、不要な音はカットされボーカルやセリフに焦点が合うようになっています。
ところがこういう無編集の動画は周辺のあらゆる音がそのまま収録されています。
「音楽的」には過酷というか破綻しているようなものなので、このような音声を事細かく聞き取れるイヤホンは「高性能」「忠実」ということができるのではないでしょうか。
不謹慎かもしれませんがイヤホンの特性や能力のよくわかるコンテンツの一つとして…
大地震や事故の様子を撮影した無編集の映像を視聴すると、BA機特有の空気感とレスポンスが現場の状況を生々しく再生します。
特にBravery24は音源の距離や位置や動きなどの情報を正確に再現し、特定の音域が他の音域を曇らせることがないため、臨場感が恐ろしいほど高くなっています。
決して悪趣味なものを見ているわけではなく、イヤホンの性質をわかりやすく伝えるためのコンテンツです。私は正直、音楽のジャンルや流行に疎くて上手く説明することができません。
それで「特定のジャンルや楽曲に向いているイヤホン」というものがどうにも納得いかないのです。
究極のところ、曲の数だけイヤホンが必要になるのでは…?ちょっとありえないですよねwwwwいくら金持ちでもwwww
それで私の思っているようなイヤホンは「モニターイヤホン」「インイヤーモニター」「イヤモニ」「IEM」と呼ばれる製品に絞られてきます。
「リスニングというよりは、音を細かく聞き分ける」用途や目的があります。
しかしながらソニーやオーディオテクニカやシュアなどの有名なメーカーから定番商品がいくらでもラインナップされているのが現状です。
今さら新たなメーカーが参入したところで評価もシェアも勝ち目がない…
でも新しい商品のほうがいいじゃん…!という人が少なからずいるわけで。
SeeAudioは2019年設立、X(旧Twitter)の登録が2023年2月という新興メーカー。
麻婆豆腐というネーミングもキャラクターもイヤホンの外観も付録も、すべては「話題」になるための工夫なのです。
現に私とめりめりには刺さったわけですからww何がきっかけになるかは本当にわからないものなんですよ!!
私の絵チャしかり、8chしかり。
ちなみに「Hifi 8CH」というその名の通り片側8基のBAドライバーを搭載し、使用者の耳の型を取って “専用化” するカスタムイヤホンがありますが………値段が……
ま、まぁ麻婆豆腐も左右合わせて8BAだから…!www
それから…8ch民ならわかる「ホワイトタイガー」も6BA+2ESTのハイブリッド8ドライバーだよ!
さて、麻婆豆腐のイントロダクションによれば、
「特に女性ボーカルが繊細で温かく感情豊かに表現される」、
「柔らかなバラードでも情熱的なポップソングでも、すべての言葉を耳元でささやくように完璧に再現し、心を揺さぶる聴覚体験を提供する」とあります。
ここでも「私」の好みについて断りを入れなくてはなりません。
女性の高い声が好みではないというか苦手なんですよね……
母や姉から飛び交う黄色い声が昔から苦手wwwだからハスキーボイスというかしゃがれた声のほうが好みなんですよ…w
たしかにボーカルというか声にフォーカスされている感じがしますが、比較対象となる姉妹機「Bravery24」と比べてインピーダンスが若干高いせいか「耳元でささやくような」印象はそれほどでもないかな…少し距離があるというか。
実際に耳元でささやかれた経験がないからかもしれませんがwwwww
4BAというだけあって音の一つ一つが繊細に聞こえるのはガチ。ディテールやクオリティーの高さとはこういうことなんです!
価格を考慮すれば妥当というか当然のレベル。
音場は少し狭く、人によっては窮屈と感じるかもしれません。低音はBravery24よりもディテールが高く、より繊細に感じられます。
重低音で心地よく揺さぶられる感じですが、フルレンジスイープを再生すると全体的にはかなりフラットです。
店頭で試聴したときには低音重視だと思いましたが、自宅で聞くと周波数的にはかなりフラット。
ドライバーごとの周波数のつながりも位相も自然すぎて素人にはBAかどうか判断できないですw
「ただただ “音のいいイヤホン” 」といった認識になるかと思います!
5万円台で探しているのなら有力候補になりますよ、麻婆豆腐!!フルBA機でありながらDD型に引けを取らないほど低域が出ています。♪James Blake - Limit To Your Love の55秒あたり「サブベース」という20~60Hzの帯域がしっかりと再生されます。
私はけっこう心臓にバクバク来る感じがします!!「車載動画」なども走行中のロードノイズとエンジンの低音が臨場感たっぷりに聞こえます。
大迫力とまではいきませんが、ディテールが明瞭でとてもオーガニックに聞こえ、キレがよく、レスポンスも早く、これは病みつきになる人が多いんじゃないかなぁ…!!!
温かみとか柔らかみとかオーガニックという表現がぴったり。
不自然に強調したり持ち上げたりしていないところが刺さる人にはクリティカルヒットするでしょう。
もし麻婆豆腐で「低音が物足りない」と感じるとすれば、普段からよほど低音がブーストされたイヤホンで聞いているのでしょう。
もちろんそれが好みであればいいのですが!
遮音性の高いイヤホンといっても試聴環境によって聞こえ方が変わってくることに注意してください。
もともとモニターライクなイヤホンなので、音の正確さやディテールの明瞭さはきわめて高い。
この手の評価はいいとか悪いとか以前に「すでに頭打ち」と理解しています。「音質」にせよ「原音再生」にせよ、良し悪しや優劣といった基準を持ち出すことは見当違いであり、「+α」の付加価値や魅力がどうであるかが肝心であると私は考えています。
ゲームなら「最強装備」や「タイムアタック」といった記録が常に更新され続けますが、
イヤホンには「最強」も「最速」もないでしょう。せいぜい「値段が最強」「壊れるのが最速」というイヤホンがあるくらいです。音の良し悪しと好みは別問題。
比較すること自体がナンセンスです。
さてさて、Bravery24のほうが空間表現と奥行きの広がりは頭1つ~3つ分くらい上回っていて私好みなのですが、
麻婆豆腐は女性ボーカルというよりカエルが耳元でささやいているように聞こえますね…
空輸でクルクレの沼地を通過していたらカエルの鳴き声が異様に近くから聞こえてきたので驚きました。カエルと女性ボーカルは似ているのか、人間の聴覚で強く感じやすい2~4kHzの成分が多く含まれているようです。
麻婆豆腐の周波数特性は一見フラットでも、音域によって「近く」感じるようなチューニングがされているのでしょうね。
なので
音源によっては距離感が変わったり、空間が歪んでいるかのように聞こえたりする場合があります。
これは特にFPSゲームの索敵で重要な「定位」があまりよくないといえるのかもしれません。
しかし麻婆豆腐のそれは狂っているのではなく意図的な調整によるものです。
というのも、音源の位置や距離を正しく再生するイヤホンは
音響的にはよくても、聴覚的にはよくないと感じることが多いからです。
モニターイヤホンを使用した人が「聞き疲れする」とか「冷たい」「退屈」と訴える場合があるのはそのためです。
新しいイヤホンを買うと「今まで聞こえなかった音が聞こえる」ことがありますが、情報量が増えるとかえって「聞き疲れ」することがあるので、必ずしもいいとは限らないのです。
Bravery24は見通しがよくて冷たい印象で、麻婆豆腐は温かみを感じる音です。
“リスニング用” つまり「音楽を楽しむ」用途としては
聴覚的にどうであるかが重要になってきます。
単純に「ハイスペック」とか「ベンチマークテストで高スコアを叩き出す」ものが、
実際の運用では必ずしも好成績を収めない場合があるのと同じで、イヤホンの設計やコンセプトも一概に「これがいい」とは断定できないものなんですよ。
そもそも人間の聴覚は主観的なものであり、定量的に評価したり先入観を完全に排除したりすることができません。
たとえば「イヤホンの価格」が音質に影響してしまうんです。
1000円のイヤホンを10万円と偽って被験者に聴かせると、その先入観が聴覚に影響して本当に10万円だと勘違いします。
……だからイヤホンやオーディオは「オカルト」といわれるんですよね……
でも私はオカルト “も” 好きですし、科学や論理も好きです。
数学と音楽は苦手な科目ですが大いに興味を持っています。
体育には
トラウマがありますが、他人の競技を見ることには抵抗がありません。
あすさんが急にこういった奇妙な話題をする本当の理由は……
ありふれた日常の中で孤独死や孤独死寸前の光景を目の当たりにしたからです。
縁が切れてお互いが孤立するくらいなら、無理をしてでも相手に合わせたり受け入れたりしたほうがいい場合があるのだと実感しました。
たとえ睡眠時間や生活費を削ってでもね。
モノラルや片耳用のイヤホンは別ですが、ステレオイヤホンは
左右でペアになっていますよね。
どちらか一方が欠けたり壊れたりするだけでも正常に聞くことができなくなります。
それほど重要というか不可欠な存在があるのに、
失ってから気づくことが多いんです。
イヤホンの片方を失ってもメーカー保証で戻ってくるか、また買えば済むじゃないですか。
しかし……失った人間は戻ってきますか……?
シュレディンガーの猫のように
話を印象的にするためにイヤホンに結び付けました。
日常と非日常の双方に振り回されていたら体がもちませんよ。
体は一つ失ったらおしまいです。
スペアなんかどこにもない……
結局のところ
麻婆豆腐か
Bravery24のどちらがいいのかという話ですが…
どちらもいい。優柔不断とか忖度とかではなく決めかねるから。
ただFPSをやるならBravery24の一択といっていいくらい空間表現と定位が優れている、と現時点では断言できる。
楽器の配置が手に取るようにわかり、FPSゲームの物音をばっちり追跡できます。
ところがさまざまな音楽に傾聴すると、しだいに麻婆豆腐のほうが魅力的に感じられるようになる。
🍏🍊生演奏、ライブ、FOV動画、FPSゲームならBravery24。
🌶🌶ボーカル、歌謡曲、ASMRなら麻婆豆腐という具合でしょうか。
……だからどうしても用途というか適材適所というか…。
選べる状況にあるというのは迷うことでもありますね…これは名言にして真理。
選べるから迷いが生じる。
そうか……
だから私のレビューも誰かにとって重要な参考になる可能性があるわけか……購入を「真剣に」検討している人はこういうレビューを注意深く読むものです。
批判だけが目的の人は読まないか、引用して批判しかしないはずです。
ありのまま正直なレビューをしているつもりですが、評価は二転三転することがあるんですよねええええwww
とてもお気に入りだった商品が短期間で壊れたり、特定の用途で著しく評価を落とす局面があったり、よりよいものを見つけたりしますから……どうしても。
「同価格帯のイヤホンをすでに所有している人」が麻婆豆腐に乗り換えるのは…正直難しいところ。
ミドルレンジは競争の激戦区であり、基本的にどの商品も素晴らしいので
中級者~上級者があえて選ぶかどうか……
エントリー機種からのアップグレードとしては非常に良い選択だと思いますよ!
あるいはダイナミック型のイヤホンしか持っていなくて初めてBA機を買い求める人にも!
何かと一喜一憂する機会の多い私はさぞかしヒステリックにみられているんでしょうなw
こういうところが母親にそっくりなんだわ…
「ゲーミングイヤホン」の実態は
“プロダクトアウト” ──つまりメーカーの都合によるところが大きく、特にゲーマーの期待に応じているわけではないということを覚えておいてください。
むしろ「ゲーミング」の先入観にとらわれて本当に適しているイヤホンを見失うことのほうが問題であると私は考えています。
SeeAudioのBravery24の商品説明では
一言も「ゲーミング」には触れられていないのですが、実際にゲームで使用すると……驚異的に優れた空間表現と正確な定位に度肝を抜かされました。
静止している音源だけでなく移動しつつある音の追従性がきわめて高いです。
とにかくフルBA機のよさが詰め込まれていると思います。
「ゲーミングイヤホン」として売られている商品や、ゲーム向きと推奨されているどんなイヤホンよりもBravery24のほうが優れていると感じました。
足音の低域から銃のリロード、ショートリコイルの高域に至るまで、ゲーム内の3D空間で展開されるあらゆるサウンドイベントの座標が「目に見えて」いるかのようにわかるほど……
…あwそうだそうだBravery24のパッケージには!
敵対関係にあるRinkoとNekoがパッドを持ってゲームをしているイラストが描かれています。……これはイヤホンに暗示されたゲーミング要素なのか、偶然か…
フルBA機がいいとかゲーム向きというよりは、
BAのみでフルレンジを再生するのがドライバーの構造上むずかしいため、フルBAの実装と動作に成功している時点で優秀な技術を持っていて、品質や音質も(おそらく)高いことがうかがえるわけです。
まぁ「希望的観測」の域を出ないものですけどね…
蛍さんが「ヴぁっぽい」というのがなんとなくわかるキャラwwww
4BAドライバーという構成は珍しいものではないのですが、Braveryはとても巧みなチューニングにより低音は豊かで繊細で必要十分に鳴らし、透き通った中音域と聞き疲れしない高音域まであらゆる周波数を違和感なく出力するように設計されています。
当初は「豪華な付録にコストをかけてオタクを釣るメーカー😅」というイメージがあったのですが…
SeeAudioがほかの同スペックのイヤホンに比べて妙に割高なのは
チューニングの上手さにあるのかもしれませんね。ちなみに「Neko」というイヤホンは6BAで麻婆豆腐の2倍くらい高価。
ドライバーが増えれば増えるほど技術的な都合で価格が跳ね上がります。
とはいえ…(10万円を超えるような)高級イヤホンというのは「音質はよくて当たり前」で、「+α」がなければ競争力も購買欲も
ないのが現状です。
むしろ高価なイヤホンは「音がいい」というよりも「音はよくて当たり前」という前提があるうえで、
「そのメーカーの思想が色濃く出てくる」傾向にあるため、必ずしも万人受けするチューニングであるとは限りません。
単純に良し悪しや優劣でしか語れないような人は初めからターゲットにしていない商品です。
メーカーのコンセプトや情熱、野心といった飽くなき挑戦に呼応する人だけが手にすることのできるイヤホンといえるでしょう。
私はお金の話題をしたくないのですが…現在の物価や円相場を考慮すると、イヤホンの「エントリーモデル」は1.5~3万円、「ミドルレンジ」は5~10万円、「ハイエンド」は10万円以上と考えるのが妥当です。
「フラグシップ」は50万円以上。
…本当ですよ…
ウソみたいに高いイヤホンがいくつも存在しています…
オカルトやぼったくりと思われても仕方ありません。
20万も30万もするイヤホンは庶民には手が出ないし、購入できるのはよほどの「Hi-Fi愛好家」に限られているうえ生産数も少ないので、実際のところ
プロダクトとしての品質が担保されているかどうか怪しいところがあるんです……。
超高価格で「メーカーの意欲作」という部分が評価され、「音質など二の次」になっているきらいもあります。
一般ユーザーのレビューのない商品なんてかえって不安になりませんか…?
むしろ麻婆豆腐(Bravery)のように
ミドルレンジの価格帯でありながら一般ユーザーからの評価と支持が高く、シリーズとして継続的に製造販売されている製品のほうが安心ともいえるんです。
私のレビューを読んで参考になるかどうかはわかりませんが、そういった安心感を得られる人は確実に存在すると思います。
単純な価格でいえば麻婆豆腐は
中の下に過ぎませんが、個人的にはもう終着でいいレベルと思っています。
価格ではなく「気に入るか気に入らないか」が重要ですからねwwwwwww
沼の入り口まで案内しておきながら見捨てるなんて真似は私にはできない… SeeAudioの首席エンジニアいわく、
本来「Bravery24 Japanese Edition」と命名するところだったのが、名前が長くて面白みに欠けるので、日本で有名な中華料理「麻婆豆腐」にしたほうが印象に残ると判断したとのこと。
イヤホンの名前についてはずいぶんと批判の声が大きいようですが……
私は麻婆豆腐という名前でなかったら気にも留めなかったと思います。Bravery24 Japanese Editionでは印象に残らないし、おそらく試聴もしなかったでしょう。
麻婆豆腐のほかにも「おでん」という名前でもよかったかもしれませんね、日本向けならw
そうか…
名前か…!
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絹豆腐 木綿豆腐 ??豆腐 と豆腐が違うのか?
それとも素麺の種類が 揖保乃糸 島の光 かもがわ手延べそうめん
と3種類あるのか? ないか|ェ・)
麻婆豆腐は素を使わなくなりました。
豆板醤 甜麺醤 鶏がらスープの素…その他を
常備しておく方が安上がりかと思ってしまいまして(;・∀・)
ちなみにわたしは絹豆腐の麻婆豆腐が好きです。
すごくどーでもいい情報でしたww
あすさん
がしました