今日は君に聞きたいことと頼みたいこと、
そしてこのエイリフ王国の国王として正式に要請したいことがあって呼んだの。



リモートでもよかったのよ？





(彼女の眼差しと態度から真剣さが感じられる。)








来る途中、聖堂騎士団の邪魔が入ったようだけど？
マルエードから聞いた。






大したことではありませんでした。彼らの魂胆はあからさまに見て取れましたから。
わざわざ私が行かなくても解決できる状況でした。



(ﾟ〇ﾟ)ﾏﾙｰエードがいなかったらレスバトルの応酬でどうにもなりませんでしたよ？？






そう？思ったより深刻な状況ではなかったようね。
それはよかったけど…。




彡(^)(^)　(o^ω^n)　（´＾ω＾｀）






………エレモン様。彼らのことを甘く見ないでください。
世の中で最も分かりにくいのが人の心です。






何度も経験なさってよくお分かりだと思いますが。
















ルウェリン！無礼です。
陛下の前では言葉を選んで発言してください。



事実じゃんｗｗｗ






マルエード、大丈夫だから。
ルウェリンを側に置いている理由があんな態度だからって、知ってるでしょ？



知らんかった……






私には…様々な観点から正直に意見を言ってくれる人が必要だったの。







自分の保身のためではなく。
王国が進むべき正しい道のために。



エレモンまともじゃん……

りんとこの劣化版だと思ってたのに……






(いつの間にか彼女の紫の目が私を凝視していた。
以前は感じられなかった指導者としての表情が垣間見えた。)







そのために、私には力が必要なのよ。
私が決めたことを尊重すると同時に厳しい助言をしてくれる人も。
aspirin、今日君を呼んだのはそれと関係があるの。



力がほしいか…？







君も知っていると思うけど…
ここ、ラフ王城には私の意見にはとにかく反対する者たちがいる。


いるねｗｗｗｗｗｗ

プライベートでもずっと対立している連中ばかりｗｗｗｗ







彼らは私が理由を説明しても理解しようともしない。
ただ自分たちの影響力が弱まるんじゃないかと心配するだけで…。






ミレシアンさんも先ほど見ましたからなんとなく分かるでしょう。
扉の前を遮った者たちです。


素通りできたけどねｗ







実は最近ある事件について調査してほしいと嘆願書が送られてきたの。
見方によっては深刻でもなく、とはいえ無視はできない事件なんだけど…。






私がその事件を積極的に解決すると
王国に対する民たちの信頼度が大幅に上がる、と。
シネイドも、レザールとアルジェラも同じ意見だと言ってる。



結局コレンティンは敵なのか…？






ところが…私がその事件を積極的に解決することに対して
不満を持って反対している者たちがいる。






王城の権力争いとは別に
連れ去られた人たちが気の毒で…なんとしても助けてあげたいのが本音。








フフフッ、エレモン様らしいですね。
他の貴族の方たちもそんなふうに受け入れてくれればいいのですが。



貴族（）






ミレシアンさん、最近エリンの全域で
拉致事件が頻繁に起きるという噂を聞いたことがありますか？

Σ(ﾟДﾟ；ｴｰｯ!



拉致事件！？



ヘッドハンティングでもされてるのか……？