
aspirinは歓迎されておらず椅子に座ることも許されない。

窓の外は血のように赤い…。

アートンシミニ様!奇跡を起こしてくださいませ!
ピーネの病気を治してください…。

私が代わりに病気を患っても構いません。
ピーネだけは…ピーネだけは助けてください…。

アートンシミニ様…。
彼らの信仰しているアートンシミニとは一体なんなのか……

神のポーションも受け付けない……

ううっ…つらいよ…お母さん、お父さん…。

ピーネ…。
お見舞いには場違いな服装のカーズウィン。

ううっ!ああぁ…!

ううっ、苦しい…。
うあああっ!
アートンシミニ…なんとかしてやってくれ…

ピーネ…。ピーネ…!

ピーネ!

アートンシミニ様…。
苦しまれる若き娘を見守ってくださいませ…。
あきらめの色が濃くなってきた。

(あの時、死ねばよかったのに…。)
この不穏な声は何なのか…

使徒化した人間の内面には
こんな不純物が紛れているのか…。
なんだって…?

汚染されたピーネの思念が無数に出現。

…消してやる。

ちょこまか動く汚染されたピーネの思念。
格闘術に長けていてこちらを撹乱させる。
地面の赤くなっている円内に入ると負傷してしまう……

カーズウィンの神聖力が劣化していて頼りない。

ここで将来の神がアイススピアを使う。

汚染されたピーネの思念をなぎ倒す……

実体を持っているかのような思念を全滅させる。
ここでカーズウィンは本当に役に立たない。

くっ…!

やはり俺はこの空間において侵入者に過ぎないのか。

だが…、aspirinに依存するわけには…!

侵入者に過ぎないカーズウィンは周囲をうろうろするだけでした。

大好きな…お母さん、お父さん…。

あたし…覚えているんです。

あたしの病気を治療する方法を聞いて回ったのも…
未だ鮮明に憶えているんです。

そして…結局はアートンシミニ様に
頼るしかなかったって事も…。
やはり不可解だ……
これほど頼りないアートンシミニに頼ることが…

ありがとう、お母さん、お父さん…。

……。

カーズウィンがどんどん離れていきます。

三人で灯台に行ったあの日…。
あたしが間違った選択をしなければ…!

……。

ピーネが…誰にも話したくなかった事が
全部ここに映し出されている。

……。

心苦しいな。

さらに遠ざかるカーズウィン。

だが、ピーネを助ける方法はこれしかないんだ。
それで大丈夫???

まったく効き目のない「確実な方法」に翻弄されたからな……

今ピーネが見ている方向の扉が開くはずだ。
行こう、aspirin。

どこ行くのカーズウィンwww




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