この雪合戦イベントが過去に実施されたときは仕様が異なっていて談合が相次いだため、
「エリン時間1日1回」という制限が課せられたそうです。
私は過去の仕様の雪合戦に参加したことがなく、談合の様子もイベントの実態も伝聞でしか把握していません。
その仕様のまま始まった今回の雪合戦は、談合の経緯を知っているプレイヤーが多いためか、
最初から見限られていたも同然だったのかもしれません。
かくいう私も雪合戦に対して「殺伐としていそうなイベントはちょっと…」と敬遠していて、
意識的に避けていたし、もともとマビノギは対人戦を好む人が遊ぶゲームではない(はず)ので、
談合の話題を聞いたときにはむしろ平和的だと感じました。
事情を知らない私は本当に気まぐれに初参加したのです。
……
すると、初日から16人という非常に厳しい課題があり、思うようにイベントが始まりません。
プレイヤーの年齢層も高くなっているためか、待っているのを「時間給」に換算すると
損失が大きいと判断するのも無理のない話です。
待機中の状態で放置しているため、せっかく開始されても強制退場させられてしまうことが多く、
「1日5回」の目標を達成するのも困難を極めます。
たった2週間のイベントでしたが、私にとっては大きな収穫がありました。
それは報酬や成果という意味ではなく、もっと別の、とても大切なものです。
人が集まるきっかけを作るのは、目的やその後の方針を決めるよりもはるかに重要であるということです。
私はずっと逆だと考えていました。
目的も方針もなければ計画自体が不毛になる。
談合のほうが合理的かつ実用的で、ひたすら待ち続ける活動など論外…と。
しかしこの考え方は間違っているというか、当てはまらないケースのほうが多いような気がするのです。
合理的かつ実用的なものを求め、目的と方針を伴った計画を徹底するような人がマビノギを?いやwwwwマビノギでなくてもありえないwwww
どんな分野でも頓挫する典型的なパターンですよ???
いざ雪合戦が始まると、合理性や方針など無意味なものであることがわかります。
これは実際に味わって初めてわかりました……
雪合戦イベントに対して抱いていたすべてのものが吹き飛ばされてしまいました。
16人が集まればそれが問答無用で始まるわけです。
現場での指揮や役割分担などはまったくなく、仕切る人もいません。
こういうコンテンツが死ぬほど苦手な私でも初回からそれが理解できました。
意外と素質があるのか、実はやさしいコンテンツなのかはわかりませんがw
「
雪原の風2次タイトル」を獲得するために、2週間のうち1日5回を7日間こなさなければならないという
条件がきつすぎて、開始1週間とその後で集まり具合が激減したのが最大の問題でした。
個人イベントやギルドなどでは「目的」や「方針」をどうするのかということが常につきまとうと思います。
それで悩んで滅入ってしまう人を何人も見てきたし、自分もその一人でした。
しかし雪合戦の様子を見ていると、どうも原因と結果が逆のように感じられ、
ずっとずっと見当違いの考えにとらわれていたことに気づかされました。
具体的な目標を掲げたり、動機について問いかけたりすればするほど、かえって集まりが悪くなり、
結果的に失敗に終わる、または失敗と感じてしまうのではないでしょうか。
もちろん「人が集まるきっかけを作ることも容易ではない」です。
今回のイベントは何がきっかけだったのでしょうか。
それは判然としませんが、雪原の風2次タイトル獲得クーポンの2枚目がいま手元にあります。
少なくともタルラーク1chでは1キャラでクーポン2枚を獲得できるだけの雪合戦が行われたことを示しています。
正直、初日から1日5回のクエストすら達成できないと思っていました……
開始1週間でタイトルを獲得したらもう参加しないプレイヤーがほとんどだろうから、
あとになればなるほど達成は困難になる……
……にもかかわらず最後まで集まってくれました。
寒い中、毎日何時間もダンバートンの冷たい石畳の上で……お疲れさまでした。
ありがとうございました。
この記事へのコメント
コメント一覧 (4)
個人的に強いなと思うのは(移動速度が速い)回避がうまい 金の回収が早いw
後は作戦を理解していて、雪だるま占拠できてる状態で、笛を吹く仲間とかね、そりゃ負けるわってなるよね?
ほとんどメンバー固定だったけど面白かったですよ。
あすさん
がしました
あすさん
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