マナビノギ

マビノギハァンタジーライフ

フロントパネルのピン

なんでも上手くいきすぎるとトラブルに対処できなくなる…
小さな失敗を繰り返して自分で解決していくことのほうが大切ですね。

マザーボードのフロントパネルコネクタ。
見た目には違いのわからない小さなピンの立っている部分ですが、
ここには電源スイッチのオン・オフ、電源の状態、リセットボタン、
ハードディスクのアクセスランプを接続します。

LEDには極性があるため+と-を間違えると点灯しません。

向きは2つしかないんだから間違えるわけがないだろwwwwwww
と思っていたのですが、どちらから見た場合の向きなのかが
配線図と実物とで混乱することが多いそうです。

私も間違えて接続していましたwwwwwwwwww
なんかLEDがつかなくて変だと思ってたんですよね(ノ∀`)



固すぎるトップカバー

PCケースによっては様々なパネルを着脱することができます。
ネジ止めされていても素手で回せるものや、ドライバーが必要なもの、
ただ力を入れるだけで外せるものなどがあります。

このNZXT PHANTOMというフルタワーPCケースは、
フロントパネルは簡単に外せるのに、トップはめちゃくちゃ固いです…
ほんとに力を入れたらバキッっていっちゃいそうで…

指先や爪を負傷する可能性もあるので慎重に力を入れたほうがいいです。



干渉する冷却ファン

エアフローを重視して大きめのファンがいくつも付けられる仕様になっているケース。
つけ方によっては内部のパーツ同士が干渉してしまいます。

ここではマザーボードのCPUに電力を供給するATX12Vケーブルが
ファンの下になっていて、そのままでは取り外しできません。
まずファンを外すことが必要です。



裏面配線

最近のPCケースはケーブル類を「裏面配線」できる設計になっていて、
ごちゃごちゃしやすいケーブルをスッキリ見せることと、
エアフローを改善するのに有効な作りとなっています。

初めのうちはケーブルを束ねないほうがいいですね。
まだ差し替えたり追加したりすることがあるかもしれませんから。



ATX12VとEPS12V

見た目の違う電源ケーブル。
左がATX12V、右がEPS12Vといいます。

このマザーボードのマニュアルではATX12Vを接続するようになっていましたが、
どう見ても形状はEPS12Vだったのでこちらを挿しました。

実際にはどちらにも対応しているそうで、問題なく使用することができます。
問題はなくても実際には違うものであるということは、
間違って取り付けて初めて気がつくのかもしれませんね。



USBとPS/2

自作PCではUSB(ユニバーサルシリアルバス)コントローラーは
マザーボード付属のDVD-ROMからドライバをインストールする必要があります。

よく、USBはただ接続するだけで使えるんだ~と思われがちですが、
USBのコントローラーをまずインストールしないと全く応答してくれません。

そして不具合の対処などでそれを削除した場合、再起動後には
USB接続のキーボードやマウスを全く使用できなくなります。
OSを起動する前のBIOSでは使えるのに、いざ立ち上げると使えない。

BIOSで動くからといってOSで同じように動くというわけではないのです。

それがわからずに何度も再起動したり、セーフモードで立ち上げたりしましたwww
思い切ってWindowsを再インストールしようとしましたが、
DVDからブートするようにしたらその先からマウスもキーボードも動かない!!!

完全にオワタ━━━\(^o^)/━━━!!!!!



自分のミスで完全に行き詰まったと思ったところ、
PS/2の端子のあることに気づき、そこに芝生キーボードをつないだら動きました。

あ、もちろんPS/2をつなぐときは電源の入っていない状態で!!!!!
USBと違ってPS/2は電源の入っていない状態でしか抜き差しできないんです。
電源の入っている状態で接続すると動作しないばかりか故障する可能性もあります。

それでマザーボードのDVDを入れてUSBのドライバをインストールしたところ、
おお…まったく動作しなかったキーボードとマウスが認識された!!



でもなんでUSBの削除という危険な行為を???

何も操作していないのに「デバイスの接続」と「デバイスの切断」の音が繰り返し鳴る

デバイスの接続と切断の音が止まらない

これです、この音です!
システムのサウンドを鳴らない設定にしていると気づかないかもしれません。

鳴らなくてもデバイスマネージャーの画面が勝手に更新されたりちらついたり、
USBマウスが突然止まったり動き出したり、
ペンタブレットがフリーズしたり異常な描画になったり、
画面解像度や色の管理が勝手に更新されたり…

ポコンッ↑ ポコンッ↓  ポコンッ↑ ポコンッ↓  ポコンッ↑ ポコンッ↓  ポコンッ↑ ポコンッ↓  ポコンッ↑ ポコンッ↓  ポコンッ↑ ポコンッ↓  ポコンッ↑ ポコンッ↓  ポコンッ↑ ポコンッ↓  ポコンッ↑ ポコンッ↓  ポコンッ↑ ポコンッ↓  ポコンッ↑ ポコンッ↓  ポコンッ↑ ポコンッ↓  ポコンッ↑ ポコンッ↓  ポコンッ↑ ポコンッ↓  ポコンッ↑ ポコンッ↓  ポコンッ↑ ポコンッ↓  ポコンッ↑ ポコンッ↓  ポコンッ↑ ポコンッ↓

断続的に鳴ることもあれば、しばらく静かになってまた鳴り出すことも… 


いったい何のデバイスが接続されたり切断されたりしてるんだよ!!!!!!



というわけでUSBのデバイスを片っ端から調べていたんですよ。


デバイスマネージャーを見てもどこにも問題がない。



しかし見ている間にもポコンポコン…
音が鳴るたびにデバイスマネージャーの一覧がチラチラと点滅する…

無線マウスや無線ルーター、常駐ソフト、全部調べました。

解決しませんでした。




サウンドを無効にすれば解決するんだろうけど…
ペンタブが使いものにならないほどフリーズしてしまうし…




結局どうすれば直ったのかというと!!!!


USB3.0を無効にする。



あぁ…そういえばUSB3.0にはいろいろ不具合があると聞いていた…
でも修正されていて今は問題ないという話も聞いたような…
もっとも、今回の問題はそれとは別なのですが;;;;

まさか自分の環境で不具合が起こっているなんて…




ちなみにデバイスをUSB3.0につながなくてもダメです。
USB2.0につないでいても3.0が有効な状態だとポコンポコンいいます。

USB3.0はあきらめて2.0のみ有効にすれば大丈夫です。



デバイスマネージャー

BIOSからUSB3.0を無効にするとこうなります。
デバイスマネージャーでは常に「不明なデバイス」とエラーが出続けますが、
動作には影響がないのでこれでいちおうの解決といえそうです。





結局USB3.0が正常に動作しない原因はわかりませんでした。
マザーボードの不良でUSBコントローラーが初めから壊れていた可能性が濃厚かな…。
デバイスはすべて正常だったので、USBかそのドライバに原因があったのかもしれませんが……

今となっては知る由もない;;


最後までUSB3.0の必要な場面がなかったのでこれでヨシ!としています。
どうせデバイス側がボトルネックとなってUSB3.0の帯域を生かせないものしか持っていなかったので。

当時は「高品質」だと思ってパーツを厳選したつもりでしたが恥ずかしかったですね。

電源ユニットの「80PLUS プラチナ」は品質の高さを示すものではありません。
しかし私は勝手に高品質な電源だと勘違いしていました。
簡易水冷のほうがよりよく冷えると思って120mmのラジエターのものをつけました。
フルタワーのケースでしたが、初めからついている天面のファンしか回していませんでした。
エアフローをまるで考慮しておらず、しかもその後に調べることもせずにほぼ6年間運用していました。


ほんと……ハードウェアの選定が素人丸出しでアホでしたね。
一度死んで生まれ変わることも検討したほどです。



Windows10のまったく別の新しい環境にはこの問題は一切ありません。
きちんとUSB2.0の互換性が保たれ、正常に機能するようになっています。

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この記事へのコメント

0 フンイキー 2021年00月00日 --:-- ID:manabinogi
私はフンイキー!ただのムードメーカーよ!
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