現実世界において、「
物は壊れるまで使う」とか「
何でも自分の力で対処する」という考え方はほとんど常識化してしまっています。度の過ぎた解釈や適応をされることさえあります。
賢い人はそれが「非常識」であることを理解していると思いますが、「
物は壊れるまで使う」というのは、「
人を過労死するまで働かせる」ことに似ています。極端な話、「今いる人が死んでから新しい人を雇う」…。
「壊れるまで使う」ことの問題はほかにもあります。
コンピューターのサーバーを壊れるまで使い続けるなら、壊れたあとどうするのでしょうか。システムは完全に停止し、機器を新調するまで一切の機能を失うことになってしまいます。
橋を壊れるまで使い続けたらどうなりますか? 通行人や自動車が橋から落下して大惨事になってから、新しい橋を建設することになります。
非常識とはまさにこのことです。 常識ならば、壊れる
前にシステムを新しくしたり、冗長性や予備を確保したり、普段から入念な維持管理をしたりするはずです。
人間には限界というものがあります。
ましてやそれが「一人」ならなおさらです。
いつも自分の力
だけで首尾よく、立派な成果を収められるでしょうか。世の中のすべての人間がそうでしょうか。自分にできるからといって、他の人もそれと同じようにできるでしょうか?
常識で考えれば、それはありえないことです。
さて、話をゲームに戻しましょう。
ゲームは現実よりも自由で快適な世界かもしれませんが、そこにもやはり限界は存在しています。
ゲームの中で限界や行き詰まりに直面した場合、どう対応しますか?
「
クリアできるまで頑張ろう」と思う人もいるでしょう。それも正解の一つです。
しかしそこで無理をすると、ゲーム内の出来事といえども現実で経験するような問題に発展しかねないのです。 「別にクリアできなくてもいいじゃないか」。
「無理なことはやめて、自分にできることをやろう」。
たったこれだけのことでゲームは対処できるのです!
あれこれ悩んだり考えたりしないほうが得策なのです。
ギルドやパーティーで手伝ったり協力したりするのは
必ずしもいいことではありません。手伝うことが義務のようになったり、無理に人数を集めたりすることが
結果的に苦痛となり、楽しくなくなったり、憂鬱になったり、嫌気が差してしまったりする人は意外と多いのです。
また、「今」はよくても、それが
習慣になるにつれて苦しくなるケースもあります。
真面目すぎるくらいなら、適当すぎるくらいがちょうどいいと思います。
この記事へのコメント
コメント一覧 (5)
最近そう痛感することが多いです(´・ω・`)
よし明日仕事休むか!!(待
頑張りすぎて「義務化」してしまうのが一番怖い事だね~
「無理が当たり前」の環境にどっぷり浸かってしまうとなかなか「休む」ことができませんね…
心がけや過程も大切ですが、それが結果的にどうなるのかをよく考えていきたいものです。
>りんとこ
調子のよい状態が永続するなんていう保証はどこにもないからね。
頑張っている最中には気づきにくいんだ。体を壊してから、ようやくわかる…。
プレイヤー掲示板のギルドメンバー募集で
「・・互いに助け合い云々・・・」
とか書いてるギルドを見てると、
「それだと先々かなり辛くなるけど大丈夫なのか」と。
メンバー数が増大した時に、あれこれ助けあおうと考えると
義務的にやらなきゃいけないことが増大するのが分かってるんだろうか、って余計な心配をしてしまったり。
そういやこの話とは違うかもですが、IN/OUT時の挨拶なんかも
メンバーが多いギルドだと「こんばんは」「おやすみ」を
しょっちゅう言わなきゃいけなくなってかなり面倒くさい思いをします・・。
順調なときには、自分が失敗することなど考えませんからね…
ギルドの設立当初がよければよいほど、また大きな期待を持てば持つほど反動は大きくなります。
よほど決定的な失敗を経験しないと、「まだなんとかなる」「頑張ろう」「力を合わせよう」と考え、
無理を重ねるようになってしまうわけです。
その段階になる前に心配しても「余計なお世話」になりますね…
挨拶は気まぐれにするのがよさそうです