ジェームスというのは、イメンマハの大聖堂に立っている顔の長い不審な男である。
彼は不規則に「小さいことから、実践してください。それがやさしです。」という預言をするため、
感化されたあすさんはジェームスをバファリンの主成分だと勘違いしていたのだ。


明海の母「ええと…二人で散歩でもしていたのかしら?」
凛「は、はい。べ、便所のトイレへ」
明海の母「まぁっ…便所のトイレ……」
明海「ちょっと! そういうタイミングであすさんみたいなボケをしないでよ!」
あすさん「ほう…」
執事「まぁまぁ…aspirinさまのご愛嬌ということで…」
凛「???????」


凛は事情をまったく飲み込めないようである。


あすさん「甘いな………。お母さん、もう一度さっきのセリフを言っていただけますか?」
明海「お…おかあさんですって!?!?あすさん!?」
あすさん「(ジッと見つめてニヤリと笑う)」
明海「…………………あっ」


明海はあすさんのペースに簡単に乗せられてしまうのである。


凛「あはは……みんな仲がいいんだね」
明海「あのね、これはね、あすさんがね……」
明海の母「さっきのセリフというと……二人で散歩でもしてたのか、でいいのかしら?」
あすさん「たまには散歩もいいわね」
明海「フレッタ……」
あすさん「『ピーピー』」
凛「ははは…なんだかよくわからないけど面白いね」
あすさん「うむ」
明海「ちょ…あすさん…これは冷笑されてるのよ…」
凛「そんなことないよ。僕はこういう笑い方なんだ」
あすさん「うむ」
明海の母「明海、体はなんともないの?」
明海「まぁ、特には…」
凛「うん、さっきより元気になったみたいだよ」
執事「やはり明海さまはaspirinさまとご一緒でなくては!」
明海の母「そうね」
明海「もおぉ~~~~~~~っ!!」
あすさん「ウシ━━━━━━━(☆・(∀)・)━━━━━━━!!!!!」