「そうは思えない」という人はおそらく、
自分の意見を言いたい放題の人ってなんて遠慮がないんだろう…
と感じるのでしょう。
それです。
そうやって言外のメッセージ、つまり「なんて遠慮がない」という余分なものを読み取ってしまうということです。
自分の意見をズバズバ言う人について、当事者が主張しているわけではないメッセージを付け加えて「遠慮がない」「失礼だ」「人の嫌がることを平気でするなんて」と感じるのですから、それで疲れてしまうのですよ。
人の話す事柄を「よく考えて」「吟味し」「冷静に」聞こうとする人ほど精神的に疲れやすいのです。
機関銃のように次から次へと出てくる話の内容を考えながら聞くのは大変な作業です。
ましてやその一つ一つに返事をするなんて無理でしょう。
スルー
が一番オススメです。
私の書いた文章を適当に読んで、「( ´_ゝ`)ふーん」と感じる程度が健康的といえます。
読みながら感心したり、自分や他人に当てはめたりする人は、疲れやすいタイプといえます。
ところで、
今回の主題は聞き方ではなく言い方ではなかったのか?
というツッコミを入れたい人もいると思いますが…
結局どちらも同じことです。
言うときに「考える」のか「言いたい放題」なのか。
聞くときに「考える」のか「言わせたい放題」なのか。
この違いに気がつくということは、それだけ冷静で読解力の高い人ですから、やはり非常に疲れやすいタイプといえます。
間違いや問題箇所に敏感で、それを指摘せずにはいられず、何でも正そうとするタイプの人は、話すときも聞くときも苦労が多いのです。
インターネットやオンラインゲームの世界ではあまり考えずに、気楽でいたほうがいいですよ。
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