マナビノギ

マビノギハァンタジーライフ

バイロン

 交易に「縛る」「制限する」と考えるとマイナスの評価になるように思われるかもしれませんが、実はこれが発想の転換というもので、非常にはっきりとした「目的」「方針」を持っているためにメリットが明確化し、逆にデメリットも明確になるところが最大の売りなのです。

 基本的に交易しか行わないので、ギルドチャットには交易の話題しか出てきません。これは、まずあえてデメリットからいうと「寝ても覚めても交易ばかりでつまらないかもしれない」。


 では、いったい何がメリットになるのかというと…



 「事前に『交易だけのギルド』ということを明示しておくことにより、『いろいろやりたい前提の人』をあらかじめ除外することができ、価値観や目的意識をそろえることができる。(消極的な積極的)」。

 「話題が交易しかないので、ログインの頻度や時間帯の異なっている人でも参加することが容易になる。(意図的かつ無理のない制限)」。

 「交易は実装から日が浅く、マビノギのシステムの中では最も格差の小さい要素であり、月額サービスやペット等を必要とせず、ほぼすべての条件において対等な立場でプレイすることができる」。

 「累積レベルや実力の影響がほとんどなく、運輸手段を合わせることでどんなプレイヤーにも対応できる」。





 ギルドというのはメンバーを募集する時点で累積レベルに一定の制限を設けても、各プレイヤーの成長は決して同じではないため、どうしても差が出てきてしまいます。



 ある人が影ミッション高級、ある人はハードへ行ける実力がある、あるいは行きたいという意思を持っている場合、その時点で方向性にずれが生じており、合わせるために意識的な調整や制限を要求されるのです。



 そうなると、その意識的な制限は意図したものではないかもしれず、いわば「想定外」で、累積レベルや実力の「」を解消するために非常な苦労を強いられるようになってしまいます。

 事実、それは非常に大きなものでした。累積ハードの人が中級や初級に合わせることは、ミッションの難易度としては簡単でも、実際の自分のプレイスタイルからすれば大変難しい問題だからです。



 ……たぶん、この問題で頭を抱えているギルドは多いのではないでしょうか。




かきかき




 ここで私が考えているのは、「あとあと悩むことになるなら最初からプレイを制限し、メリットとともにデメリットも明確化したほうが都合がいい」ということなのです。

 「交易をやりたい!」という人だけが入るギルドです。
 もし別のやりたいことがあるなら、別のギルドに入ればいいのです。
 途中から気が変わったら、いつでも脱退することができます。

 入りやすいというより、出やすいギルドといったほうがいいかもしれません。

 たとえ体質に合わなかったとしてもその人が気負いすることはまったくなく、「このギルドは交易しかしないから合わなかっただけだ」と済ませることができます。

 デメリットが明確なので、メリットも明確なのです。




 交易が公益となれば、ひとまず私の目的は達成される…かな…
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この記事へのコメント

0 フンイキー 2021年00月00日 --:-- ID:manabinogi
私はフンイキー!ただのムードメーカーよ!
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