「限定」という名前のギルドです。人数を多くするよりも、少なくて中身の濃いギルドにしようという意味を込めて、「制限がある」「限界がある」「何でもかんでも思い通りにはいかない」、限定ギルドになりました。
ところが実際にこの方針で運営してみると、人数がいつも足りず、さまざまな活動に支障をきたしやすくなることがわかったため、一時期、人数を増やそうとしたことがありました。
そうする以前に、風の噂でaspirinや限定ギルドのことを知った人が何名かいて、ギルドに加入したいという強い意欲を示されたため、受け入れたことがありました。しかし、準備が不完全であったために、残念ながら、せっかく加入してくれた人を失う結果になってしまったのです。申し訳ないことをしました。
こうした後、すぐに反省会を開き、ギルドの方針を再検討することになりました。
よい案はなかなか浮かばず、ゲームにログインしても重苦しい空気に包まれたままになり、もはや解散するしかない…というところまで追い込まれました。
「限定」という名前が示す通り、未来や可能性までもが限定され、ゲームどころか現実よりも居心地の悪い世界になってしまうのか──こんな事態だけは避けなければならないと考え、視野を少しだけ広くし、ほかのギルドの様子や「きまりごと」から学び、それを取り入れることにしました。
その結果は、少なくとも「失敗ではありませんでした」。
まず、一つのギルドは完璧なものではないことと、他のギルドの人もギルドに加入していない人も本質的には同じゲームのプレイヤーであり、それらの影響を完全に受けないような立場には誰もなれないという点です。「自分は特別なんだ」と思っても、マビノギにいる限りはマビノギのプレイヤーであることに違いはないからです。それ以上でもそれ以下でもないのです。
ここから先、ギルドの雰囲気を立て直すのに長い時間はかかりませんでした。
限定ギルドだけに属するのではなく、もっと自由に、他のギルドや無所属の人たちとも交流すればいいということが、最終的な判断でした。難しく考えなくても、チャットのタブを「ギルド」から「全体」に切り替えて、普通に会話をすれば、それでよかったのです。
このように限定ギルドには、私が犯した大きなミスがありますが、それを上手く解消していくことに成功した仲間たちもいます。私を含めて「不器用」なタイプであることを率直に認めており、みんな異なるように見えても、どこか似た者同士が集まっている──そんなギルドです。


この記事へのコメント