マナビノギ

マビノギハァンタジーライフ

ログイン画面

内部にフレームレートのオプションを持たないゲームの場合、
静止状態に近いシーンで画面の更新頻度が際限なく上昇し、
ビデオカードがコイル鳴きを起こすことが知られています。

マビノギもログイン画面でFPSが4桁に張り付いてしまい、
ビデオカードからキィィィィィィィィ…という嫌な音が聞こえてきます。

これまでNVIDIAコントロールパネルで「垂直同期」や「電源管理モード」などを
変更しても改善しなかったため、仕様だと思ってあきらめていました。


9月にPCを新調してからはまったく設定を変更せずデフォルトのまま運用していましたが、
ふとコントロールパネルを見ると…


3D設定

「Max Frame Rate」という項目が増えているではありませんか!





Max Frame Rate

Max Frame Rateを「On」にして、使用しているモニターの定格である「60FPS」に設定しました。


改めてマビノギを起動すると…


GPU

フレームレートが60FPSに制限され…


コイル鳴きがしなくなった!




いつからフレームレートの制限をかけられるようになったのかわかりませんが…
気づいたのがGeForceドライバーのバージョン441.87。
おそらくもっと前からあると思います。

まさにバージョン441.87から追加された機能であることがわかりました。




発覚が遅れたのは詳細な設定に気づかなくなるほど無関心になったためではなく、
昔と違ってユーザー側で調整してもあまりいい結果を得られなくなっているからなんですよね。
基本的にデフォルトで運用するのが最適で、問題が起きた場合のみ変更する…という具合です。






コイル鳴きは収まりましたが、マビノギの挙動は少し変化するようです。

場面が切り替わるときに暗転している時間がやや長くなります。

暗転中も60FPSを超えることがないので仕方がないのかもしれません。

体感で1.5倍~2倍ほど。
もともと早いので気になるほどではないのですが……


別に重くもないダンジョンでときどきフレームレートの低下が起こります。

単層のアルビやキアダンジョンでも妙にもっさりすることがあります。

レンダリングの負荷とは別の要因で動作が重くなったようになるのでしょうか。



フレームレートの低下は勘違いでしたwww

進行方向に対してマウスの右ドラッグによる視点移動がもっさりしているように見えただけでした。
リアルタイムに確認すると一切低下せず60FPSを保っていることがわかります。



一般的にフレームレートの制限はゲームのパフォーマンスを上げる目的ではなく、
消費電力を抑えたりモニター側の要求に合わせたりするために有効な機能であり、
必ずしも快適な動作を実現できるものではないということが重要です。



コイル鳴きもビデオカードの個体差や聴覚の個人差によって聞こえたり聞こえなかったりするし、
音が発生するからといって壊れやすくなる……かどうかは正直なんともいえません。

まあ…フレームレート制限を設けないゲーム側の問題ですよね…

放置中にログイン画面に戻されてずっとコイル鳴きが続いているのは怖いと思います。






電源管理モード

「電源管理モード」はデフォルトの「最適電力」よりも
パフォーマンス最大化を優先」にしたほうが安定するようです。

マビノギのGPU使用率が大幅に下がり、
0~40%を大きく変動していたのが7~9%にとどまるようになりました。
アルペジオコンサートホールでは30%を超えることもあります。




パフォーマンスを優先すると温度も上がって熱暴走のリスクも上がって寿命も短くなるものだと
ずっと思っていたんですよね。しかしどうもこの認識こそが間違っているようで…。

省電力寄りの設定で3Dゲームを運用するとシステムが不安定になりやすいらしい…


急に動作が重くなったり再起動されたりブルースクリーンが表示されたりすると、
真っ先に熱暴走を疑う人が多いと思います。

それでクロック数を落としたり、電圧を下げてみたりしても解決せず、
実はそれ自体が原因だった……なんてことがあるんですよ。


マザーボードやビデオカードのベンダーのユーティリティーソフトを使用すると、
省電力よりもパフォーマンスが積極的に選択されていることが多いです。
わざわざ老婆心からバランスや省電力に切り替えてしまうと、
かえって不安定になることがある。

基本的に冷却が十分である場合、
保証の範囲内で性能を最大限に発揮するよう自動的にブーストがかかる仕組みがあり、
それが「定格」ということになっています。

Windows10の「電源プラン」は初期状態では「バランス」が選択されていますが、
RyzenのCPUは「高パフォーマンス」を推奨しています。

パフォーマンスという言葉には安定性も含まれていると考えればいいのでしょう。


もともと熱対策は万全なのに、ユーザー側で速度や電圧を落としたり、
本来要求されるパフォーマンスを下回る設定にしたりすると、
ちょっと負荷がかかっただけで急に不安定になるのではないか…と。

省エネと節電を求めて不安定になるのは本末転倒です。


熱暴走でもないのにときどき動作が不安定になるんだよな~という人は、
もしかすると省電力に関する機能が悪さをしているかもしれないので、
Windowsの電源プランとビデオカードの設定を見直してみてください。


「最適電力」は電力に対して最適…つまり省電力に特化したモードです。
ゲームをするうえで最適という意味ではありません。

最適電力(最適とはいっていない)


「適応」というのが実は標準的なモードで、アイドル中はGPUとメモリークロックが低くなり、
3Dゲームの要求に応じて動作速度が変化します。
これも「最適電力」同様にGPU使用率が安定しません。


「パフォーマンス最大化を優先」は常にベースクロックに固定され、速度が変化しません。
重いゲームのマップ読込中に一時的にブーストがかかりますが、普段はベースクロックで安定します。
だから「パフォーマンス最大化」ではなく「を優先」となっているのでしょう。

決して常時ブーストクロックでGPU使用率が100%になるわけではないので、
あまり電気代に関して神経質にならないことが大切です。


電源管理モードの変更はWindowsを再起動するまで反映されません。


NVIDIAコントロールパネルの3D設定の管理でパフォーマンス最大化を優先にし、
ビデオカードのユーティリティーソフト(MSIのAfterburner、GALAXのXtreme Tuner等)
でファンを低速でゆるゆる回しておくのが一番よさそうですね。

条件にもよりますが、回転数40%(1200rpm程度)にするとGPU温度は十分に低下し、
騒音も気にならないレベルになるのでおすすめです。



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この記事へのコメント

0 無愛想にコメントをねだるニンジンちゃん 2020年--月--日 --:-- ID:manabinogi
ワンワン!
(コメントしていただくとニンジンちゃんが静かになります。)
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