マナビノギ

マビノギハァンタジーライフ

動作スペックを満たしているのにゲームが正常に動作しない場合、常駐しているアプリケーションやドライバーソフトウェアに原因があるので、原始的な方法にはなりますが「総当たり」で問題のあるプログラムを停止、あるいは更新しなければなりません。

常駐ソフトウェアの動作停止



まずゲームクライアントのインストールに失敗しているのか、それとも起動後に異常な動作を起こしているのかを見極めましょう。



特にメーカー製パソコンやBTO、セットアップを代行してもらったPCには不要なアプリケーションが常駐していることが多いので、自作PCに比べて原因の特定に時間がかかります。



グラフィックドライバーの導入・設定や映像出力端子の間違いによるトラブルは数多くありますが、意外にもサウンド関連の機能によってゲームが正常に動作しなくなる問題が確認されています。

システムが音声を出力するのに最低限必要なサウンドドライバー以外の機能を拡張するソフトウェアは必須ではないので、動作を停止するかアンインストールによる対処が有効です。

ゲーム中にサウンドの再生デバイスを変更すると、クライアントを再起動するまで音声が出なくなることがあります。たとえばBluetoothヘッドホンがバッテリー切れで切断されたときに有線接続に切り替えても音声が再生されない。

Windows Updateによって特定のドライバーが正常に動作しなくなることもあるので、ドライバー更新プログラムやメーカーサイトを確認してください。「何もしていないのに壊れた」というのはたいてい知らないうちにバックグラウンドでアップデートが実行されたときに起こります。

新しいマウスやキーボードを初めて接続した際に必要なドライバーが自動的にインストールされるのですが、ゲームその他のプログラムが動いていると正常に処理されない場合があるので、なるべく終了させてから行うようにしましょう。たとえばWacomのペンタブレットはインストール後に必ず再起動を求められるので、何か別の作業をしながらの導入は要注意です。




Nahimicだめ…

Realtek High Definition Audio Driverを拡張する「Nahimic」というアプリがインストールされていると
マビノギが起動後「画面が真っ白」になって動作しなくなることがわかりました。

NahimicはMSIのマザーボードで利用できるソフトですが、他社製にも類似のものがあります。

ASUSの「Sonic Studio」もNahimicと同様、サウンドにエフェクトを追加したり、サウンドイベントを視覚的にわかりやすくするオーバーレイをゲーム画面に表示したりする機能があります。

こうしたソフトがただタスクに常駐しているだけで問題を起こし、ゲームが動作しなくなる可能性があるのです。



・特定のゲームタイトルが正常に動作しない。
・CPU使用率が100%になってしまう。
・サウンドとおよそ関係のないソフトを立ち上げただけでOSがクラッシュする。

などのトラブルを避けたければNahimicはアンインストールしてください。
環境によりますがアンインストールが一番確実です。


PCのサウンドは標準のドライバのみで正常に機能するように設計されているため、
余計なアプリケーションソフトを入れると予期せぬことが起こる場合があります。



Windows10はプラグインプレイで接続するだけで最適なドライバの導入と設定を自動的に行なってくれます。
ユーザーが余計なソフトを入れたり、誰かにそそのかされて設定を変更したりすると、
多くの場合ろくなことになりません



NAHIMICは使用できません



ゲームが目的であるのなら、基本的に余計なアプリ、ソフトウェア、拡張機能を導入する必要はありません。
危険なものとしては、個人情報の収集やマルウェア、不要なサブスクリプション契約への執拗な登録要求をする案内が含まれていることがあります。
「は?なんでこんなもんが有料なの?」という苦情も聞かれます。


また、くれぐれも同一の働きをする異なるソフトを同時にインストールしないことが大切です。
特にサウンドドライバーはシステムと衝突することが多く、トラブルの元になります。



デバイスは正しく動作するに越したことはないので、不具合が起きたら余計なものを入れていないか確認してください。


NahimicはMSIなどのマザーボードに使用する無料ソフトウェアで、
最新のシステムではMicrosoft Storeからインストールする仕様になっています。


マイク音声の明瞭化やノイズ軽減などには有用なアプリだと思っていたのですが……



PC以外にコンソールゲームもプレイする場合は、HDMIからAVアンプを経由して音声を出力するのが不具合もないのでおすすめです。





PC環境を一新するといろいろトラブルが出てくるのは仕方ありませんね。
自力で対処できる人はいいのですが、パソコンのスペック「以外」のところを
判断できない場合は詰む可能性が高そうです。

BTOはもちろん、パーツを選んでショップに組み立て代行してもらった場合でも、
ユーティリティーソフトを一式インストールされた状態で渡されたら、
原因を特定するのは困難になります。

「自力」で操作した場合は、直前に何を行ったかを覚えてさえいれば、
それ以前の状態に戻って再試行することができます。







「ハードウェアはわかりやすいが、ソフトウェアは何がどうなっているのかわかりにくい」ため、ゲーミングサウンドデバイスは盲点を突いて展開されているビジネスであるといえます。

今のゲームはCPUで処理された音声をただサウンドデバイスへ送っているだけなので、20年前のPCゲームとは事情がまったく違っています。

当時はPC自体が音源を内蔵していない場合があったため、サウンドカードによる音声処理のサポートが必要でした。
しかしメモリから呼び出せるPCM音源が主流になった今となっては関係のない話です。





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この記事へのコメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. ナナシアン
    • 2022年05月18日 11:57
    • nahimicはマジでクソ
      ドライバのアンインストやらあれこれやったがイコライザーすら有効にならない。
      台湾のpcメーカーはsoundblastercinemaにもどせ
    • 0
      あすさん

      あすさん

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      • 2. あすさん
      • 2022年05月18日 12:21
      • >>1
        公式サイトを見てもMicrosoft Storeを見てもNahimicが何をしたいアプリなのか終始よくわからないんですよねぇ…
        降って湧いたベンチャー企業にありがちな管理もサポートもろくにしない体制が見え見えです;
        こんなものを抱き合わせで導入されるマザーボードメーカーは避けたほうがよさそう…
      • 0
        あすさん

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