「えっ? 記事を小出しにしたら見る人が面倒になるのでは?」
はい。それも考えすぎです。
ブログは百科事典でもなければ公的文書でもありません。
内容の整合性を疑い始めたら一言も書けなくなります。
「情報を上手く『まとめ』たほうがいいのでは?」
はい。それが典型的な失敗例です。
完全に整理された正確な情報など誰にも書けませんよ。
いわゆる「まとめサイト」というのを見たことがありますか?
まとめサイトというのは自然に情報が集まってくるのではなく、不特定多数の人から発せられた情報を、ブログの管理人の手によって「選別」したものがセンセーショナルに一つのエントリにまとめられたものです。
当然、その人の価値観やユーモアで選別され、情報がふるいにかけられているようなものだから、正確性の保証はありませんし、またそれを目的とするならば「鵜呑みにするべきではない」と最初から肝に銘じておく必要があるでしょう。
情報そのものが一人から発せられているわけではないし、一人にだけ宛てられているわけでもないのです。
もしあなたが自分で見つけたり考えたりした話題をブログにするのなら、まとめサイトのような様式には原理的になりえませんし、そのようにすることは自作自演などの無理をすることになります。
「小出しにされた情報は検索しづらいのでは?」
だからそれが考えすぎなのです。
現代のインターネットでは、単なる「つぶやき」であっても検索エンジンに拾われる可能性があり、「検索しづらい」などと憂慮するまでもなく、情報がごった返している状態であるというのは周知の事実です。
また「言論の自由」という観点から、情報の出し方や内容を制限することは誰にもできません。
もし「正確な情報」を発したければ、あなたのブログをそうすればいいだけの話ですが、しかし、そんなことを考えているから「毎日更新するのがおっくう」になるのではありませんか?
「正しいか誤りか」だけが争点となり、緊張がずっと続くことになります。
更新するのが義務のようになったり、「間違っているのではないか」とか「面白くないのではないか」と心配したりすれば、ブログとしては失敗でしょう。
「オンラインゲーム」としてのブログならなおさらです。
つまり更新が続かないのは、ゲームをより面白くしようとして開設したはずのブログが足を引っ張り、「更新する時間がない」「ネタがない」と放置されてしまうのが原因です。
更新を続けたければもっと気楽に構えて、量や質などを気にしすぎないようにすることです。
- タグ :
- #ネタ
- #対人関係
- #因果律
この記事へのコメント
コメント一覧 (4)
ツイッターで証明されてますもんね。
うけがいいのは長文よりも、短くて切りのいい発言でしたね。
記事の「タイトル」だけで引き寄せられるような。
わたくすのブログ、「あああ( ´Д`)攻略ブログとか銘打ってしまい大失敗だったなー」とか「日記やネタが9割でブログ開始当初の意気込みが消えてるなー」とか「攻略ネタが無く、更新するのが億劫だなー」とかとかとか・・・
あすさんのこのブログを見て、「うおっこのブログのコンセプトはイイ!」と最近入り浸っておりますたが、極め付けは今回のこの記事
おみそれいたしますた┏o
RSSフィードで購読してたのですが、わたくすのブログにリンク追加させてくださいまし><
(∩´∀`)∩キャー
キャー∩(´∀`∩)
そういっていただけると嬉しいですヽ(´ω`)ノ
すぐにでも成仏できる勢いですw
ではこちらもリンクしときますねヽ(´ω`)ノ