いわゆるメモ あくまで個人的な見解です。

 スキルトレーニングが面倒とか、材料集めがきついというわけではなくて、そのスキルによって得られるアイテムや装備品に魅力がなく、Dexその他のステータスを上げる(俗に「回収」と呼ばれる)ためでしかないような現状に不満を感じるわけなんですね。

 「○○○を作ったよ!」といっても、「それ作ったってトレにならないよね」といわれることもある世界です。

 実際、スキルトレーニング2倍ポーションや商人、それに材料の調達が簡易化されるなどの仕様変更があっても、生産することのできるアイテムが充実しておらず、スキルそれ自体で生きていくことはあまり現実的ではありません。

 「嫌ならやめればいい」というほど単純な問題ではないのではないでしょうか。

 私は以前、料理スキルの品質が難しくなったことで相当な痛手を負ったわけですが、「やる気があるなら細工に金をかけてでもやるだろう」「料理に対する愛があるのならそのくらいできる」というのが妥当なことなのか……

 マビノギはそういうゲームだったのか、そうなったのか。


 ネクソンのプレリリースでは常に

 『マビノギ』では、今後もプレイヤーの方々にお楽しみ頂けるように、
様々なアップデートやイベントを行っていきます。どうぞご期待下さい。


 と記述されていますが、長くプレイしていると、「いったいどんなプレイヤーにお楽しみいただけると考えているのだろうか…」と少し疑念を持つようになってきます。

 別にマビノギが特定の人にだけ提供されているわけではなく、あらゆる人に向けられているということはわかるのですが、それは義務ではないし、課金も必須ではないし、装備や改造やエンチャントもなくたっていいのです。



 マビノギは公開から6年以上が経過している息の長いゲームです。
 そのために、昔からいる人と新しい人との違いが顕著です。


 ある人は成長の遅い人を置いていってしまうかもしれませんが、別に置いていかれたって気にする必要はないのです。




 私は自分の視点から物事を見ていますが、最も遅い人に足並みを合わせるように考えていて、基本的に「早さ」や「強さ」や「効率」といったものを優先していません。

 だから私がそのようなものを重視している人やパーティーに加わると、私が足を引っ張るようになってしまうのもまた事実です。

 どうあがいても運営者ではなく1プレイヤーに過ぎないのですから、「かゆいところに手が届く」ような真似は到底できません。


 不満があっても、不満のない要素に目を向ければ、そこに自分の居場所を見出すことができるのです。