マナビノギ

マビノギハァンタジーライフ

あすさんの家庭教師かまどの前に立つが材料のないことに気づく明海。面倒な採集作業を牛岡先生と凛に頼もうとする。



明海錬金術っていってもね、材料そのものは作り出せないんだよ。



牛岡そりゃそうだよな。



凛何をどうすればいいの?



明海とりあえず!
薪を集めてもらいましょうか。





明海はいつもはあすさんに頼んでいる薪の採集を二人に依頼し、自分は街灯を叩き始めた。小さい緑の玉を集めるためである。


凛こうやって木を叩いていればいいの?



明海違う違う。
伐採用斧という道具を使う。


牛岡アイバもドレンも売っていないんだが…




明海は面倒くさそうにペットを呼び出すと、改造を済ませた鋭利な伐採用斧を取り出して二人に渡した。
その耐久力は圧巻、24である。


明海「それじゃあ頼んだわよ!」
牛岡「OK」
凛「おおwww木を切る動作をするwww」
牛岡「しょせんゲームだなwwwこんなんで薪になるわけないのにwww」
凛「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


二人は楽しそうに街中の木を伐採し始めた。


牛岡「この行為を与作オンラインと名づけよう!」
凛「いいですねwww採用しましょうwww」
牛岡「たんっ…たんっ…てれってん!」
凛「ぐきゅっ…」
牛岡「失敗が多いな」
凛「芯を外しているんでしょうか」
牛岡「斧はもっとしっかりと握り込まないとな」
凛「うーん…」
牛岡「頑張れ」
凛「根こそぎ折ってしまえばいいのに……」

カルペン「あら、ジャイアントなら根こそぎ折ることができるわよ」
牛岡「まじかwwwwwwww」
凛「おおおおおお」
カルペン「見ていなさい」

ジャイアント司令部に立っているだけのカルペンが重い腰を上げ、木を押し始める。

カルペン「あ……」
凛「???」
牛岡「どうした?」
カルペン「ピシスの木しか折れないんだったわ」
凛「え?」
牛岡「なんだそりゃ」
カルペン「ごめんね。これも仕様だからしょうがないのよ」
凛「減点ですね、先生」
牛岡「減点だな」


カルペンは申し訳なさそうに頭を下げると、何事もなかったかのように元の場所に戻った。




 腕力と腹筋
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この記事へのコメント

0 フンイキー 2021年00月00日 --:-- ID:manabinogi
私はフンイキー!ただのムードメーカーよ!
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