いったん「強さ」を自覚すると、それを維持するか、さらなる強さを得るしかなくなる場合があります。
誰よりも強い力を身につけたとしても、それは一時的なものに過ぎないかもしれません。
一時的な強さのまま終わらせないためには、今の力をなんとしても維持し、他の追従を許さない覚悟を抱き、常に精進する必要があります。
早い話が、
強くなるための努力には終わりがないということです。
レベルアップ、転生、トレーニング、改造、エンチャント…
これらの要素には終わりがありません。
終わったと思っても、それを上回る新たなものが追加されます。
サービスの続いているオンラインゲームであれば至極当然のことです。
ナオがソウルストリームで自分の友人について語ることがある(ネタバレ)ように、ただ強さを追求するだけのプレイヤーが陥るかもしれない危険は、たとえ純粋な動機であったとしても、実際には誰にでも起こりうるもので、それは自分自身が招いてしまっているということです。
「強くなることの何が “弱い” のか?」
と思う人もいるでしょう。
これは、質問がそのまま答えになっています。
強くならなければならないというのは、その時点では「弱い」ということを示しています。
そして強くなってからも「強くならなければならない」とすれば、まだ「弱い」ままであり、本人にとっては強くなっておらず、満足できないということです。
そうです。
自分が弱いから、強くなろうとか、強くならなければいけないと思うのです。
この弱さは、自分がどんなに強くても、精神や行動を支配するのに十分な力(脅威)を秘めているため、強くなろうとする人はその影響から逃れることができません。
そのために心を病んだり、生活や家計に深刻な影響を受けたりしている人がいるのが現実です。
遅かれ早かれ、自分の使っている「ものさし」で自分を測ることになるのです。
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この記事へのコメント
コメント一覧 (2)
強さ弱さは相対的なものですから。
満足できた人は、去っていってしまいます。
形見の武器を残して。
そうして、使うことのできない武器が増えていきます。
悲しいことです。
満足して去っていくことのできた人は幸いですね。
でも残った人はそれでも悲しいですし、
何も言わずに去ってしまうともっと悲しいですね(´・ω・`)
専用化した装備を渡そうにも、解除料がかかるという仕様なのが;