マナビノギ

マビノギハァンタジーライフ

やばっ!
 人間の目が普段、いかに真実ではないものを見ているかがわかる実験をしてみましょう。


 決してエロではないのですが、人間の目の錯覚でエロに見えてしまうので、閲覧する際は注意してください。


 もちろん単なるエロではなく、学術的な観点で扱っています。


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 何の変哲もないプレミアムサマーニュービーウェアです。

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 ごく普通の服を着ているように見えるはずです。


 ところが、少し離れて見てみると……


はいてない
 !?


はいてない
 わかりますか?
 手前にある柵で腰の部分が隠れているだけなのに、まるで下に何もはいていないように見えてしまうことが…。

はいてない
 はいていないように見えるでしょう。

はいてない
 いや、そんな…はいてないはずがないのに…
 なぜはいていないように見えるのでしょうか。

 そう見えるのは不具合ですか?
 それとも人間の目の仕様ですか?



 答えは後者です。
 正確には「人間の目」ではなく「人間の視覚」、つまり目に入った光が網膜で像を結び、その刺激(信号)を脳が解釈する工程で生じています。
 詳しく説明すると大変難しくなってしまうのですが、ただ単に「錯覚」と表現するだけでも一般には十分、理解されます。


どちらのネコが大きく見えるか
 どちらも同じ大きさのデヴキャットなのに、なぜか右のほうが大きく見えませんか?
 この画像は簡単に描かれていますが、デヴキャットの周囲がパースになっていて、それを人間の目が見ると「奥行きのある場面」と知覚されるため、「左より右のほうが遠くにいるのだから、右のデヴキャットのほうが大きいはずだ」と感じるのです。

何が見えるか
 水玉模様のところどころが欠けているだけなのに、全体として八角形が浮かび上がっているように見えませんか?
 模様の一つ一つに注目したときには見えなくても、全体を見ると、あたかも「白い八角形」がそこにあるかのように知覚されるのです。

 言い換えると、「八角形」としては不完全に描かれているはずなのに、人間の視覚はその欠けた部分を補っているので、そう見えるのです。
 これを「主観的輪郭」といい、あたかも透明な面があるかのように見える現象をネオン色拡散といいます。


 これらは「知性」を持つ人間のみにみられる知覚で、「同じ大きさだ」、「本当はないはずだ」と理解していても、実際に自分の目で見たときにはそうではないように見えてしまう原因となっています。


 わかりますかね…

 話を元に戻すと、

本当ははいている
 これが「はいていない」ように見えるのは、手前の柵で腰の部分が隠されることによって、隠されていない脚部および腹部に対してごく自然につながるような輪郭が自動的に形成されるためなのです。

 「自然体」が「はいてない」と思うのもおかしなことではないのです。
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この記事へのコメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. 平駿
    • 2010年11月22日 22:57
    • 確かに錯覚が起こる現象おもすれー( ^ω^)
      不思議だね実際には一部だけ隠れていても頭の中で隠れた部分が描かれて目に浮かぶwww
    • 2. あすさん
    • 2010年11月23日 00:10
    • ピョン( ゚д゚)ヤン
      (・д・)ジドー(・д・)ジドー( ゚д゚ )…
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