マナビノギ

マビノギハァンタジーライフ

mabinogi_2010_10_05_004
´ω`)ノ こんぬづわ
初めての人は(ヾ(´・ω・`)ノオハツッ♪
マビノギハァンタジーライフaspirinです。
この新しいブログは、G13で大幅な仕様変更があった場合の
避難所と、新たな始まりを目的としたものでもあります。
どうぞ、お気を楽にしてください(・∀・)つ旦~ オチャノメ!

「マナビノギ」って何?
魔法使いにとって重要な「マナ」、
マナーの「マナ」、
学びの「マナビ」をマビノギにかけたつもりの名前です。

G13は「魔法使いの時代」と期待されているのと、
忘れられがちな「マナー」を再認識することと、
aspirinは永遠に「学習」していく存在であることの3つが、
この決定要因で、検索でもまったくヒットしなかったことから
マナビノギ」を採用することになりました。

∩( ´∀`)∩ドウゾ (っ´∀`)っ))ヨロシク

まずは投稿のテストと、ご挨拶までに

あすさんの家庭教師 番外編


今日は月曜日。


土日の開放感とは打って変わって倦怠感に襲われる1週間の始まりであるが、
いまだに中学3年の夏休みが続いているあすさんにとっては無関係の曜日であった。


明海「あすさん! 今日は何の日か知ってる~?」
あすさん「ふむ。検索してみるか…」
明海「いやいや、普通に答えてよ」
あすさん「節分かな」
明海「それはちょっと前だね」
あすさん「建国記念日だったか」
明海「惜しい。それは11日」
あすさん「終戦記念日」
明海「もうそれ適当に言ってるでしょ。2月14日といえば~?」
あすさん「214で、にいよんの日」
明海「にいよんって何?」
あすさん「お兄さんのこと?」

明海「はあ…もういいわ。ヴァレンタインデーよ!」
あすさん「バイオか」
明海「さあっ! この箱をあすさんにあげましょう~~」
あすさん「箱だけか?」
明海「中身もどうぞっ!」
あすさん「……ずっしりと重い……」
明海「重いでしょう」
あすさん「質量が大きい…」

明海「開けてみていいよ!」
あすさん「厳重に梱包されている」
明海「それだけ思いが込められてるのよ!」
あすさん「だから重い……」
明海「過剰包装とか言わないでね?」
あすさん「言わないよ」
明海「……どうしたの?」
あすさん「あまりにも厳重な梱包なので開けられない」
明海「あすさんって不器用なんだ…」
あすさん「ジルみたいに手先が器用じゃないからな」
明海「あたしが開けてあげるわ。…あっ…」
あすさん「手の怪我が治るまでは動かさないほうがいい」
明海「怪我してないほうの手だけで開けられるよ~」
あすさん「だめだ。これは私が開ける」


あすさんは不器用な指先を懸命に動かし、箱の梱包を解こうとする。



5分後…



あすさん「このリボンというやつはどうやって結んであるのだ……」
明海「え? こことここを引っ張るんじゃないの?」
あすさん「なんだと……」
明海「ほら」
あすさん「見事だ……」
明海「第一関門突破!」
あすさん「ああ…次はセロテープだ…」
明海「ほんと、過剰包装よね~」
あすさん「自分で言うのか……」
明海「ええ、まぁ~」

突然あすさんの手が止まる。

あすさん「……なるほど……」
明海「え? 今度は何??」
あすさん「これは明海の手作りではないんだな……」
明海「ああ~~~~~…うん、そうだよ」
あすさん「…そうか…まぁ、その手の怪我ではな……」
明海「なになに? もしかして期待してたり??」
あすさん「うむ。そうだ。これほど落胆するということは、間違いなく期待している」
明海「何に期待?」
あすさん「チョコレート」
明海「わかってるじゃないの!!あすさん!!」
あすさん「わかってるよ」
明海「わかってないから言ってるのよ!」
あすさん「いや、本当にわかってるよ」
明海「んも~~~~~」

再び楽しそうに手を動かし始めるあすさん。

あすさん「つまりこれは明海の手作りではなく、既製品を過剰に包装してもらったものということか」
明海「その通りです。すみません」
あすさん「謝らなくてもいい。また来年もある」
明海「へへ…あすさん、それってメチャクチャ嬉しいんだよね~。調子狂っちゃうな~」
あすさん「…ついに封印が解けたぞ」
明海「おおっ!!」


丈夫な厚紙と梱包材の中から、光を放つハート型のチョコレートが姿を現した。


あすさん「素晴らしい。こんな上げ底になっているとは」
明海「ねえねえ…それって褒めてないでしょ?」
あすさん「次に一礼して……」
明海「聞いてる? あすさん?」
あすさん「食べてもいいのかな?」
明海「どうぞっ!」

茶色で光沢のあるハートの形をしたチョコレートを口に入れるあすさん。

あすさん「チョコレートの味だ」
明海「当たり前でしょ?!」
あすさん「アルファベットチョコとは比べ物にならない」
明海「それがあたしの気持ちですっ!」
あすさん「このチョコレートが明海の気持ち」
明海「そうです!」
あすさん「明海の気持ちがチョコレートという形に変わったものを、私は食べている」
明海「そうそう!」
あすさん「気持ちが具現化したということだな」
明海「そうよ~!」
あすさん「愛がチョコレートになったのだ」
明海「ちょ……」
あすさん「だが、その逆、チョコレートという物質そのものが愛になることはありえない…」
明海「うんうん。そうだよ! わかるわかる!!」
あすさん「つまり──…」
ドレン「錬金術を通じて物質を変化させることより人の心を変化させることのほうが難しいものです」
あすさん「( ゚д゚ )」
明海「( ゚д゚ )」


ドレンの突然の乱入に驚く二人。


あすさん「下着おばさん……」
明海「どこから沸いて出た!?」
ドレン「? ?????. ????? ???? ?? ???.」
あすさん「……何を言っているのかわからない……」
ドレン「まだ何か必要な物があるのかしら? 何でも言ってちょうだいね」
明海「チョコあげるから帰ってください!」




あすさん「このチョコレート……錬金術で作ったのか?」
明海「ああ~~~もうっ!!!最悪だわ~~~~~」



番外編 おしまい

一晩中、マビノギの話題で過ごしてしまう明海と凛。

あすさんは床に大の字になって永眠している。



凛「へぇ~! 街灯を叩けば叩くほど釘や金貨が出てくるのかぁ~」
明海「おかしな話でしょ~? 小さい玉はインプが隠したとかいうけど、本当は錬金術なのよね」
凛「釘が手に刺さることはないのかな?」
明海「それもあるよね。でもあたしは刺さったことない。あすさんは手が血まみれになったと言ってたけど…」
凛「…恐ろしいゲームだね…」
明海「初めはお金がなかったから、街灯を叩きまくって財布いっぱいの金貨を稼いだよ」
凛「ああ……それで手を怪我してしまたんだね……」
明海「違うって! あすさんみたいなボケ方しないでほしいわ」
凛「ごめんごめん。でも本当に面白そうだなあ。……あ、あすさんをそろそろ起こそうか?」
明海「あすさんは安らかに眠ってるよ」
凛「じゃあ…このまま寝かせてあげようか…」
明海「二度と目覚めることのない眠りについてるのよ」
凛「ええ!?それは大変だーーーーーーー」


凛は驚きのあまり大声を上げた。


あすさん「……なんですか、そうぞうしい……」
明海「うわ! 起きたー」
凛「ひいいいいいいいいいいゾンビーーーーーーーー」

あすさんは冷たくなった体をゆっくりと起こし、再び温かくなった。

やがて回診の時間となり、白衣を着た医師と看護士2人が病室へやってきた。


看護士「回診の時間でーす」
凛「あ、もうそんな時間か……」
医師「元気そうですね」
明海「えーと……まだ手の感覚がないんですけど」
医師「まだ傷がふさがっていないと思うので、動かさないようにしてください」
看護士「携帯でゲームですかー?」
凛「あはは。ゲームだなんて。とんでもない…。僕たちがやっているのは──」
明海「あぁもう! それは言わなくていいのよ、それは!」
医師「どんなゲームですか?」
凛「冒険がある! 生活がある! ほのぼの系無料オンラインRPG」
医師「ぶっ!」
看護士「マビやってるんですかー!?」
明海「うえええ……」


目をきらきらと輝かせる看護士と医師におびえる明海であった。


医師「ははは…まあ、ゆっくりとお話したいのは山々なのですが、他の患者さんも回らないといけないので…」
明海「はい、いいです、どうぞ、行ってください!」
看護士「お大事にー」
医師「………と、サーバーはどこですか? ぼそぼそ…」
凛「タルラークです」
明海「ちょ……」
医師「残念、違いましたね……。ではまた」



その様子を笑いをこらえながら見ているあすさん。

いろいろツッコミを入れたかったが我慢していた。

いつでも、どこでも、気が狂ったように“ファンタジーライフ”を経験するあすさんと明海。
それはファンタジーとは別次元であることは明らかであった。

その二人が新たな犠牲者を出そうとしているのである。


凛は笑いを必死にこらえながらスマートフォンを操作し、その有害なゲームを検索した。


凛「……あれ? 話とは違うものが出てきたよ…?」
明海「それがマビの現実なのよ」
凛「…マ…ナ…マナビノギ…?」
明海「わーっ! だめ!!それは見ちゃだめ!!」
凛「えっ……」



明海は凛の手を取り押さえようとするが、すでに遅かった。



凛「こ、これは…!」
明海「あああああ……」
凛「……………」
明海「なんてこと…見てしまったのね…」
凛「冒険がある! 生活がある! ほのぼの系無料オンラインRPG」
明海「あああ……」
凛「無料で遊べるほのぼのオンラインRPG マビノギ」
明海「…………」
凛「……………なるほど」
明海「ど、どうかしら…?」
凛「オンラインRPGなんだね」
明海「ちょ! 気づくところがおかしいよ???オンラインなのは当たり前でしょ??」
凛「へえ~~」
明海「へえ~~って……おいおい……」


スマートフォンを使いこなす凛が“オンラインゲーム”の存在を知らなかったことに驚く明海であった

凛はそれまで三角形だった目を丸くさせて、あすさんと明海の壮絶な“ファンタジーライフ”の話に聞き入った。

やがて凛の警戒は解かれ、ほのぼのとした雰囲気に包まれるようになった。


凛「あすさん、すごいです!最高です!」
明海「ちょっ…だーかーらー! そういう話じゃないの、わかる!?」
あすさん「( ゚д゚ )」
凛「あすさんもすごいけど、二人がそこまで必死に…いや、熱中するゲームもすごいと思う」
明海「な……なんか引っかかる言い方ね…」
あすさん「事実でしょう」
凛「そうでしょう」
明海「うう……否定できないところが悲しいわ……」


あすさんと明海が必死であることは誰の目にも明らかなのであった。


凛「さっそく、どんなゲームか調べてみるよ」
あすさん「病院内では携帯電話の電源をお切りください」
凛「スマートフォンだから大丈夫です」
あすさん「……そうなの?」
明海「さ、さあ…?」
凛「この病室、無線LANがきてるよ。ここで直接、ネットにつなげられるよ」
あすさん「そのままマビもやればいいのに」
明海「ほんとに」
凛「今度、ネットブックを持ち込んでみようかな」
あすさん「今すぐだ」
明海「そうだ」
凛「( ゚д゚ )」


もはや依存症を通り過ぎ中毒に陥っている二人と、すでに侵され始めている凛であった。

凛は少し考えてから、あすさんを見上げて恐る恐る話しかけた。


凛「あの…あすさんというのは…」
あすさん「σ(゚∀゚)オレオレ」

あすさんは口頭で顔文字を話す。

明海の母「あすさんはアセチリサ…サルファー…酸? で、明海の家庭教師なのよ」
あすさん「( ゚д゚ )」
明海「お母さん、アセチルサリチル酸だよ。しっかりしてよ」
あすさん「よくできました」
凛「…アスピリン…?」
明海「そうそう。だからあすさんなんだよ」
凛「解熱鎮痛剤だったよね」
明海「いやいや! むしろ発熱激痛剤だよ!」
凛「ははは!!本当にそうみたいだね」
明海「ちょっと! そこ! 笑うところじゃないんだってば!」


凛は明海と2メートル近い身長差のあるあすさんを見上げて微笑んだ。


凛「そろそろ戻ろうか。立ち話もなんだから」
明海「さっさと帰ろう」
明海の母「ちょっとラウンジに行ってくるわね」
執事「ちょっと便所のトイレへ……」
明海「はーい」
あすさん「ラウンジ…」
明海「シールドじゃないんだからね?」
あすさん「( ゚д゚ )」
凛「……ぷぷ」


あすさんは手を触れず、凛が明海の車椅子を一人で押して病室まで行った。


凛「久しぶりに笑った気がするよ」
明海「いつも笑ってるじゃない?」
凛「作り笑顔……なんだ…」
明海「そうなの? そうは見えないけど?」
あすさん「( ゚д゚ )」
明海「あすさん、顔文字は邪魔だから…」
凛「くくく……顔文字が面白いよ」
あすさん「( ゚д゚ )」
明海「もう! そんなに凝視しないの!」
凛「はっはっは!」


にぎやかな3人は明海の病室に入っていった。

ジェームスというのは、イメンマハの大聖堂に立っている顔の長い不審な男である。
彼は不規則に「小さいことから、実践してください。それがやさしです。」という預言をするため、
感化されたあすさんはジェームスをバファリンの主成分だと勘違いしていたのだ。


明海の母「ええと…二人で散歩でもしていたのかしら?」
凛「は、はい。べ、便所のトイレへ」
明海の母「まぁっ…便所のトイレ……」
明海「ちょっと! そういうタイミングであすさんみたいなボケをしないでよ!」
あすさん「ほう…」
執事「まぁまぁ…aspirinさまのご愛嬌ということで…」
凛「???????」


凛は事情をまったく飲み込めないようである。


あすさん「甘いな………。お母さん、もう一度さっきのセリフを言っていただけますか?」
明海「お…おかあさんですって!?!?あすさん!?」
あすさん「(ジッと見つめてニヤリと笑う)」
明海「…………………あっ」


明海はあすさんのペースに簡単に乗せられてしまうのである。


凛「あはは……みんな仲がいいんだね」
明海「あのね、これはね、あすさんがね……」
明海の母「さっきのセリフというと……二人で散歩でもしてたのか、でいいのかしら?」
あすさん「たまには散歩もいいわね」
明海「フレッタ……」
あすさん「『ピーピー』」
凛「ははは…なんだかよくわからないけど面白いね」
あすさん「うむ」
明海「ちょ…あすさん…これは冷笑されてるのよ…」
凛「そんなことないよ。僕はこういう笑い方なんだ」
あすさん「うむ」
明海の母「明海、体はなんともないの?」
明海「まぁ、特には…」
凛「うん、さっきより元気になったみたいだよ」
執事「やはり明海さまはaspirinさまとご一緒でなくては!」
明海の母「そうね」
明海「もおぉ~~~~~~~っ!!」
あすさん「ウシ━━━━━━━(☆・(∀)・)━━━━━━━!!!!!」

同じ2本の足がついているといっても、明海とあすさんのそれは違う。

安静が必要な体でありながらも自由に歩き回る明海と、
健康体のくせに椅子に座ったまま硬直しているあすさんなのである。


明海の母「昔から落ち着きのない子でしたから、そんなに心配することはないですよ」
執事「は、はい……aspirinさま、どうかご安心を…」
あすさん「たとえ怪我をした部位が手だとしても、傷口が化膿すれば発熱や全身の倦怠感が起きる場合がある…」
明海の母「……というと?」
あすさん「絶対安静が必要なはず…」
執事「あ、ああぁ……やはり明海さまの身に何かあったのでは……!」
あすさん「おや? 誰か来たようだ」


エレベーターから降りてきたのは、車椅子に乗った明海と、それを押す凛であった。


明海の母「明海!」
執事「ご無事で……」
明海「…あ、あすさん…」
あすさん「ほら、やはり自分の足では歩くことができないでしょう」
明海「……何の話?」
明海の母「…えっと……あなたは…?」
凛「あ、どうも! はじめまして」
明海の母「明海と同じ学校の子ね?」
凛「1年の馬塲凛といいます」
執事「おお……あの半分がやさしさでできているという……」
あすさん「ジェームス……」
明海「それは違う……」
凛「????」
明海の母「バファリン……」
凛「…え…あ…まぁ、はい、そう呼ばれてます…」


明海「(もうっ!!あすさん、明らかに変なボケをしないでよね! 空気がおかしくなったじゃない…)」


明海はあすさんをにらみつけてそう思った。
しかしあすさんには伝わらなかった。

明海の母「それで明海が納得するなんて納得できません」
あすさん「いいシャレですね」



いつの間にか体調がよくなっているあすさん。
まずは明海の母を納得させる必要がある。



あすさん「波風の立たない展開はありえないと考えるべきです」
明海の母「…それは、たしかに、ずっと順調なことなんてないけれど……」
あすさん「海や川の堤防を高くすれば水害は防げる、と昔の人は考えたのです」
明海の母「そうですね」
あすさん「しかし現実には、堤防を越える水が押し寄せることもありました」
明海の母「それで……決壊した、と……?」
あすさん「そうです。高くするだけではだめなのです」
明海の母「ではどうすれば……」
あすさん「地震に強い建物についても考えてみてください」
明海の母「耐震構造……」
あすさん「揺れに耐える。とにかく耐える。家を揺らさないぞ! という発想ですね?」
明海の母「そうです」
あすさん「しかし現実には、揺れに耐えようとしたために逆に建物が崩壊することがありました」
明海の母「……なるほど……」
あすさん「揺れにあわせて建物も揺れる構造にし、地震のエネルギーを穏やかに逃がす工夫をしたほうがいいのですよ」
明海の母「ということは……」
あすさん「堤防の話に戻すと、高さよりも奥行きのある構造にし、水があふれても穏やかに流れるようにするのです」
明海の母「そうですか…。なんでもガチガチに固めればいいというわけではないのですね」

あすさん「教育でも同じです。四六時中ずっと先生がついて授業をすればいいというものではありません」
明海の母「息抜きも必要………」
あすさん「内容の詰め込まれた教育は効率が悪いばかりか、実際に成果を上げられないことも多いのです」
明海の母「でも、それであすさんの仕事が終わってしまうなんて……」
あすさん「このくらい大げさに切り出さなければ、明海の母親であるあなたに理解してもらえないと思ったからですよ」
明海の母「えっ……と、いうことは……じゃあ……??」
あすさん「私はどこへも行きませんよ」
明海の母「……よかった……」
あすさん「ただ、少し大げさに演出しておかないと、事の重大さが伝わらないまま次に進んでしまうことになりかねないので」
明海の母「明海の態度の変化が、それほど大きなものだったということですか…」
あすさん「学校で初めて友達ができたとすれば、明海にとっては非常に大きな変化になるはずです」
明海の母「よくわかりました…」


適当に説明し、明海の母を納得させることに成功した。

すると、執事がものすごい勢いで二人のところへ走ってきた。


執事「奥さま!!大変です!!」
明海の母「どうしたの?」
執事「明海さまが…病室におられないのです!」
明海の母「トイレとか、食事に行ってるんじゃないの…?」
執事「っは……」
あすさん「…そんなに動けるほど回復しているのだろうか…」

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