コンパクトキーボードというと薄型で、キーも小さい製品が多いのですが、
HHKBはフルサイズのキーボードと同じ19.05mmのキーピッチで設計され、
そこからファンクションキー、矢印キー、テンキー等を削った形になっています。
「コンパクト」というよりは、ただ余分なキーを取り除いたキーボードといった感じです。
ファンクションキーが「小さい」「密集した」キーボードなのではなく、
ファンクションキー自体が「ない」のです。
右下のFnキーを押しながら数字キーを押すとファンクションキーとして動作します。
ファンクションキーが物理的に存在していないだけで、
他のキーを組み合わせて使用することは可能ということです。
一般的にMMORPGはFPSなどに比べてゲーム中に使用するキーの種類が多く、
マビノギも例外なくたくさんのキーが割り当てられています。
標準の設定ではWASDがキャラクターの移動に割り当てられており、
左手で操作するキーは初めから埋まっています。
スキルを使用するにはその上の数字キーとファンクションキーを使うしかない。
HHKBで操作するのは至難の業になるのではないか!?
というのがもっとも懸念されている要素でした。
そもそも私がHHKBを選んだ理由は、
横幅の広いフルサイズのキーボードを使うと、キーに指を添えている左手に対して
マウスを持つ右手が遠くなって腕が外側に開き、その体勢が負担になるためです。
横幅の狭いキーボードなら、左手と右手の距離が近づき、負担が少なくなります。
HHKBは横幅が30cm足らずで、フルサイズのキーボードより15cmほども小さく、
この差が長時間の作業において大きな負担減となりました。
スキルのショートカットについては、あくまで
私のプレイスタイルでは、
以前に書いたこちらの記事のように対応することが可能でした。
しかし実際にはオートキャスティング(自動詠唱)の動作に不具合があります。
ファンクションキーを長押しすると正常に発動するのに、
アルファベットキーでは上手く発動しないのです。
これは仕様と呼ぶにはおかしい。発動するときとしないときがあります。
とはいえオートキャスティングが発動するのはもともとちょっと遅いし、
とっさに使用を求められるものでもないので、あまり問題はありませんね。
あとマビノギは「禁句」、
入力した文字列に許可されていない単語が含まれています。が急に増えてしまい、チャットに余計な気を使わせるようになりました。
スキルの挙動と違い、文字入力には特にキーボードの大きさや種類は無関係です。
ただHHKB(Pro)の静電容量無接点方式というキーの仕様には爽快感があり、
メンブレンやパンタグラフのキーボードにはない「ポコポコ」という音が非常にいい。
うるさいと感じる人も多いですが、気持ちのいいものですよ!
特にスペースキーの音が大きく、連打するとうるさい/(^o^)\
どんなに変わったキーボードを使っても、
キーボードはキーボードです。コンパクトという点ではHHKBにはかないませんが、
これよりもテンキーレスのキーボードを使ったほうが一般的にはよさそうです。
ファンクションキーがあるし、製品のラインナップも多いからね……
ショートカットキーをたくさん使う人はテンキーもあったほうがいいでしょう。
結局HHKBにして一番よかったのは……
掃除が楽になったことwwwこれはいいですよwwwww
片手でキーボードを持ち上げて下を掃除できるし、
裏返して手で軽く叩くだけでホコリを落とせます!
それで1年使い込んだのにぜんぜん汚れていません。
一般的にキートップの素材はABSという汎用プラスチックでできていますが、
HHKB(Liteではない)はPBTという工業プラスチックなんですよね。
ABSは数ヶ月の使用で「テカリ」が出てきて劣化が目立ちますが、
PBTにはほとんどそれがなく、表面はサラサラのままで、手垢が付着しても
アルコールで容易に拭き取ることができるのです。
この記事へのコメント
コメント一覧 (2)
麻雪は両手使ってやってるつもりが、なぜか片手だけ動いていますwwww
除菌はやっぱりアルコールだよね(☆∀☆)
二刀流のはずが片手に……
タイピング修練ガン( ゚д゚)ガレ
無水エタノールが1本あると便利で(・∀・)イイ!!