マナビノギ

マビノギハァンタジーライフ

初めての海外渡航。
想像を超える巨大な旅客機を前に
キャリーケースを引きずってターミナルビルへ向かう。

面倒な手続きと審査を通過し、いよいよ飛行機の中へ乗り込む。

機内は別世界のようであった。
セレブと呼ばれる著名な人々がわけのわからない会話を展開していた。

そんな中で粗末な装いのあすさんは浮いていた。
いや、むしろ沈んでいたと表現すべきか。

彼らはセレブであるが、セレブである彼らを知る者はいない。
セレブ気取りか、セレブという言葉の誤用なのではないか。

私はそんなことを考えながら座席でくつろいでいた。
楽しいはずの空の旅が一瞬にして地獄へと変わる。
それは乗り物酔いや時差ボケなどではなかった。

ふと、機内の気温が上がったような気がしたのだ。
誰かが暖房をつけたのか、太陽の角度が変わったのかと思ったが、
やがて白い煙のようなものが充満し、異常事態であることに気づいた。

これは一体どういうパフォーマンスなのか。
70歳くらいの白髪の老人が裸にふんどし姿で現れ、
シャワーを浴びながらセレブたちの前で笑いを取っていたのだ。

シャワー付きの旅客機といえばエアバスのA380が有名であるが、
その巨大な機体の中でもファーストクラスの一部のみに設置されている。
だからといって客席やラウンジでシャワーをまいていいのか。
謎である。

つまり気温が上がったのはシャワーの熱気、
白い煙のようなものは湯気だったのだ。

人騒がせな老人である。
火災かと思うではないか。




しかし私の不安は的中する。

突然、何かが横から衝突したかのように機体が大きく揺れ、
ねじれながら変形したあと空中分解して墜落した。

あっという間の出来事であった。

事故の様子を覚えているということは、私は生存していたということである。
上空13000メートルで大破した機内からどうやって生き残ったのか。
それは私の本体が荷物の中の錠剤に過ぎなかったからであろう。
半分はやさしさでできているらしいので。


そんな大事故のあとすぐに私は別の飛行機に乗っていた。
操縦士が知り合いの男性のような気がした。

おもむろに滑走路を加速し、離陸する。

今回は離陸直後に操縦士がよそ見をしてトラブルを起こし、
民家に向かって胴体着陸することになってしまった。

胴体着陸といえばまだ聞こえはいいが、これも墜落と同じことである。
機体はゆるやかな斜面に向かって降下し、その先には民家があり、
それを巻き込みながら最終的に山に衝突して爆発した。



この夢にはおそらく3度目もあったであろう。

飛行機が墜落する夢は不安や恐怖を表すとされているが、
自身が生存している場合はそれを克服するといわれている。

しかしこの夢はそんな深層心理を反映しているわけではなさそうである。







なぜなら…







スキージャンプ
着地失敗

スキージャンプでさんざん飛んだり落ちたりしているからだ。
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この記事へのコメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. 
    • 2014年09月02日 12:55
    • なんで板から靴がはみ出してるのwwwwwwwww
    • 2. あすさん
    • 2014年09月02日 19:59
    • >蛍
      ほんとだwwww足の裏が出てるwww
      こういう板のデザインだったりして……
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